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羞恥日記-3-
 17~18 2017.12.11~2017.12.13


 

-17-
<デザイナー由紀>
朝、正社員より一足遅れて出勤する木村由紀、25才です。枚方の星が丘にワンルームを借りていて、そこから京阪電車で淀屋橋までいきます。御堂筋を歩いて五分ほど、ビルのフロアーに到着です。芸大を出て三年間、その会社に勤めたけれど、独立したデザイナーになりたいと思って、退職したところです。とはいっても、パートタイマー契約で、その会社で仕事をしながら、独立をめざす由紀です。
「そうね、なかなか、お金になる仕事が、はいらないんです」
それほど営業力が優れているとはいいがたい、芸術大学の卒業生由紀。松田誠也は、もと同僚、先輩、でも今は、会社にいてもフロアがちがうから、顔をあわせることもあまりありません。
「そうなのよね、結婚、いいかもね、でも、お仕事もしたいし、ねぇ」
親友の松井佳織と、淀屋橋か北浜界隈で夜ごはんを食べながら、会話するのです。
「でも、松田さんって、よく仕事できるんでしょ」
「ええ、けっこう、上司から信頼されてる感じで、仕事優先タイプかなぁ」
「由紀は、子育て専科、ママ稼業って、似合わない、やっぱり、似合わない」
「わたし、でも、結婚して、子育てして、それでもいいかも、なんて思うことも」
夜のとばりが降りていて、御堂筋の木がイルミネーションで飾られて、陽気な気分になりたいところですが、由紀、どうしようか、迷うところです。誠也とは、京都のラブホテルで密会してから二週間が経ってしまいました。そのわけは、その間に、由紀、月のモノを迎えていたから、金曜日から土曜日が、都合悪くて、会わなかったのです。
<ええ、いいよ、じゃ、京都へ、いきます>
LINEでやり取りして、由紀、明日の金曜日は、京都へ、いつものコース、風花ホテルへ行くことになります。喫茶店は祇園のスターバックス。午後七時、由紀はこの時間に間に合うけれど、誠也は間に合わないこともあります。ええ、LINEでやりとりしますけど、淀屋橋発六時の特急に乗れないと間に合ないのです。由紀、いつもドキドキします。こんな関係、いいことないですよぉ、と思いながらも、断ち切る事なんてできません。誠也の顔をみるなり、由紀、ぐぐっと涙ぐんでしまいます。でも、今夜は、いつもと違うホテル、葵ホテル、前を通るばかりで、由紀、初めてです。

-18-
葵ホテル、お部屋に入って由紀、誠也にそっと抱かれます。誠也の気持ちがわからない由紀ですが、からだを求められると、その求めに応じてしまいます。
「あっ、あっ、誠也さま、ああっ」
まだ洋服を着たまま、うしろから軽く抱かれて、首筋にキッスされる由紀。スーツを脱いだだけの誠也は、ネクタイを締めたまま、カッターシャツを着たまま、紺のスラックスを穿いたまま、由紀を抱き、その甘い匂いに、男として魅了されていきます。
「久しぶりだよ、二週間、由紀、今夜は、たっぷり、いいね」
「ああん、そうね、ひさしぶり、わたし、いいわ、こんや」
「そうだね、由紀、久しぶり、久しぶりだね」
27才の誠也、サラリーマンとして、出世頭にいるといっても過言ではない、上司からも信頼されているところです。東京への転勤話もうわさされる誠也ですが、東京本社勤めとなれば、本望です。でも、この話は、まだ、由紀には、話していません。
「ああん、脱ぎます、まって、このまま」
後ろに立った誠也の顔を見ることもなく、由紀、ブラウスのボタンをはずします。スカートのホックをはずし、ファスナーをおろし、脱ぎます。スカートを脱ぐと、薄目の黒のパンティストッキング、したには花柄生成りのショーツです。
「ああっ、ああん、誠也さま、ああん」
ブラウスのボタンを外し終え、スカートを脱いだところで、誠也が抱きしめてきます。誠也は、ネクタイを外し、カッターシャツのボタンを外し、スラックスを脱いでいます。
「由紀、いいね、いいね、あたたかいからだ、いいね」
「つめたい、誠也さま、てがつめたい」
正面から抱きあって、誠也が胸に手を入れてきて、由紀のからだの温かさにくらべて、冷たく感じてしまうのです。
「ううん、うっ、うっ、ああっ」
軽きキッスをして、胸に入れられた誠也の手。ボタンが外れたブラウスのなか、ブラのまわりへ手を入れてくる誠也に、由紀は、なされるがまま、誠也の腰に手をまわします。抱きあう二人、軽く抱きあい、少しづつ、からだの肌を露出させながら、まさぐりあう誠也と由紀です。ブラのホックがはずされて、はだけたブラウスと持ちあげられたブラのところに、由紀の乳房があらわれます。ブラからはずされた乳房ですが、ぷっくら膨らんだまま、お椀を伏せた格好です。
「ああん、誠也さま、ああん」
乳房をゆすられ、乳房に唇をつけらてていく由紀。由紀はといえば、誠也の腰、ブリーフのなかへ、手をいれてしまいます。半勃起、男の性器、チンポを握ってしまうんです。
「うううん、由紀、うううううん」
「ああん、あああん、誠也さま、ああん」
立ったまま、半裸で、からだを弄り合う、二週間ぶり、25才の由紀と27才の誠也、女と男です。