淫らの館

かおり


淫らの館(1)-5-
 33~36 2018.2.24~2018.3.1

 

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<アトリエの美紀>
美術大学で日本画を学んでいる向井美紀は21才の三年生です。その大学で日本画を教えている准教授の大江康介は、新進の画家ですが、別名で春画を描いていて、雅号を淡水と名乗っています。美紀がモデルになって描かれる日本画は、春画です。スケッチされるのは大江康介の名前で発表される日本画です。淡水の雅号で描かれる春画は、裸を写真に撮られ、動画に撮られ、それを基に描かれるのです。
「はい、美術館で見た先生の絵、素敵です、わたし、好きです」
「そうかいあ、ありがとう、着衣の美紀、賞をもらった、あれね」
「モデルがわたし、学校で、男子が、じろじろ見てるのよ、わたしを」
「美紀は、知的で、可憐で、素直で、素敵だから、だよ」
「そうですね、わたし、雑誌で、モデルデビュー、したいなぁ」
晴れているから、大きなガラス窓から燦燦と光が入っていて、フローリングの床に陽だまりを作っています。大江画伯の住居は、嵯峨名古曽にある大きなお屋敷です。アトリエは庭に面した洋館です。アトリエで仮眠ができるようにとベッドがあります。バスとトイレがあり、簡単なお料理ができる炊事場があります。
「うん、うん、三泊四日、今日は金曜だから月曜日までだね」
「そうですね、先生、わたし、ここで生活します」
「そうだね、ここで生活したらいいよ、美紀の好きなように、ね」
アトリエの壁面には大きな鏡が張られています。その反対側の壁面は棚と書架になっていて、画材や筆や絵の具が、並べられているというより積み重ねられています。
「ええ、お勉強もできるし、ゆったりよ、モデルして、別荘にいるみたい」
書架には限定本の豪華な画集が並べられています。アトリエの隅に、美容室で使うような肘掛椅子が置かれてあり、子供の玩具かと思える皮張りの馬がいます。鞍が取り付けらるようになっていて、跨いで馬乗りポーズです。
「ええっ、裸になるんですか、もう、裸なの、ええっ、自分で脱ぐの?」
「そうだよ、ぼくの見ている前で、一枚ずつ、脱いでいくんだ」
脱いでいくところを、写真に撮っていくんだと、康介から告げられて美紀、ちょっと恥ずかしい気持ちに見舞われます。ええ、ここの場所で、処女を失ってから、美大の研究室でセックスしてから、今日、三泊四日の契約でモデルをしにきた美紀です。裸婦モデルだから、裸になるのは当然ですけど、それだけじゃないんです。括られて、股をひろげられて、お道具を使われて、を「ああ、何回アクメを迎えさせてもらえるのか、美紀、めっちゃ恥ずかしいことですが、期待して、アトリエへやってきたのです。

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アトリエの美紀。スケッチではなくて、写真に撮るのだと言われて、アトリエのコーナーに設けられた撮影スタジオに立った美紀。大型のカメラが三脚にセットされていて、立派な椅子が置かれていて、美紀は照明を当てられたコーナーで、着ている洋服を脱ぎはじめます。ブレザーはもう脱いでしまっているので、ブラウスを脱ぎ始めます。ちょっと恥ずかしい、かなり恥ずかしい、美大三年生の美紀です。ボタンを外し胸をはだけたところで写真を撮られ、そうして脱いでしまいます。タンクトップなのでブラジャーをつけていません。
「スカートを、脱ぎなさい、ゆっくりでいいから」
「はい、スカート、ああん、まってください、はぁあい」
スカートは黒のタイトです。就活用に買ってあるスカートです。ホックを外し、ウエストをひろげてから、ずりさげていく美紀。画家の康介は、可愛くて美貌の学生美紀がスカートを脱ぐさまを、うつむいた格好の美紀をストップさせ、写真に撮ります。
「いいねぇ、あとで、絵にするから、いいね」
「はい、先生、いいですよぉ」
スカートを脱いでしまって、ショーツも脱いでしまった美紀。黒いストッキングだけの腰から下です。艶めかしい大人のエロさが、美紀の足から溢れてきます。
「うえのこれ、つけたままで、いいんですか、先生」
美紀はかなり挑発的に、肌色のタンクトップの裾をひろげて、カメラに向けてきます。
「脱いでほしいなぁ、それにブラウスもだよ、いいかな?」
「はい、先生、わたし、グラビアモデルに、紹介してほしいです」
アラフォー独身の康介です。モデルには感情を入れたらだめだといわれるけれど、プロのカメラマンではないから、美紀を女そのものとして見て、感じます。
「うん、うん、紹介してあげるよ、光臨出版の編集者を知っているから」
「そうですか、先生、まだわたし三年だから、東京へいくのは一年先ですけど」
そういいながら、美紀は膝上までの黒ストッキングをつけただけの裸で、カメラの前に立っているのです。
「じゃあ、こっちに来て、この椅子に座りなさい」
明るい光がさしこむ窓辺に置かれた籐で編まれた白い肘掛椅子です。座るところにはバスタオルが敷かれています。足以外は裸体の美紀、お尻を座部深くにして、膝を揃え、手を膝に置いて、康介に対して、正面向きです。

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アトリエの明るい窓辺に置かれた、籐の白い肘掛椅子に座る美紀。バスタオルが敷かれた座部にお尻をおいた美紀。太ももまでの黒いストッキングだけを穿いた美大三年生の向井美紀です。
「ううん、先生、わたし、だいじょうぶです、大丈夫な日ですから」
「美紀、きちんと座ったところから、撮影だ」
大型のカメラが美紀が座った肘掛椅子の正面にあります。ヌード写真を撮られる美紀です。膝を合わせ、手は肘掛においた美紀が、カメラに向かって、言われるままに目線をおくります。耳を傾けると、モーツアルトのアンサンブルがバックミュージックで流されています。何カットも撮られたあと、画家の康介が美紀に近づきます。
「いいねぇ、美紀、グラビアモデルにうってつけだね、美しいよ」
「ああん、先生、ありがと、うれしい、わたし」
「さあ、手はそのままでいいけど、足を、ひらいて、もらうよ」
美紀がぴったし合わせた左右の膝に、康介が左右の手の平を置いて、いうのです。美紀は、膝に手を置かれたので困惑です。ストッキングのうえからだといっても、男の人の手です。
「あっ、あん、あん、先生、ああっ」
美紀のまえにしゃがんだ康介が、膝を左右に開いてしまったのです。足首が合わさったままです。
「足首も、ひろげて、そうだ、お尻を、まえへ、もってきなさい」
「ええっ、先生、そんあの、恥ずかしいですよ、ああん」
「いいから、いいから、ほうら、手は自由でいいよ」
背凭れの上部に頭をつける格好で、お尻が座部の前の縁です。
「ああっ、先生、あん、あん、いやん」
「いいから、いいから」
康介が美紀の右膝に、縄を束ねて太くした紐を巻きつけてきて、肘掛に括ってしまうんです。足裏は床に着いた高さで、右膝が括られ、留められてしまいます。それが済むと左の膝を、同じように束ねて太くした紐で、肘掛に括られてしまったのです。
「ああん、いやん、先生、ああん」
美紀はほぼ全裸、腰まわりを覆い隠す布もありません。その美紀が、肘掛椅子の肘掛に、膝をひろげて括られたのです。
「それからだねぇ、手だけれど、頭の後ろへまわしてみてよ」
恥ずかしい格好にされた美紀の気持ちも汲まず、康介はあえて平然と、手は頭の後ろを抱くように、というのです。腕をあげ、手を頭のうしろへ置いたところで、康介が椅子の後ろにまわってきて、手首を交差させ、紐を巻いてしまったのです。
「あん、あん、ああん、先生、こんなかっこうで、お写真ですかぁ」
手を括り終えた康介は、大型のカメラの後ろに戻って、手を頭のうしろ、膝をひらかせ、お尻を前へずらさせた美紀を、写真に撮っていきます。

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明るい窓辺に置かれた白い籐の肘掛椅子に、裸の美紀が括られています。嵯峨、大覚寺の裏にある画家大江康介のアトリエです。
「いいねぇ、美紀、ほうら、こっち向いて、ほうら」
「はぁああ、先生、こうですか、こうですかぁ」
美紀は、膝上までの黒ストッキングを穿いただけの裸です。手は頭の後ろ、膝はひろげられ肘掛に括られています。手で頭を抱えて股を大きく開いた格好です。カシャ、カシャ、三脚につけたおおきなカメラで写真を撮られ終わります。
「それじゃ、お待ちかね、美紀、かわいがってあげよう、ね」
康介は、美紀が座る籐の白い肘掛椅子のまえに膝まづきます。そうして膝を括って肘掛の手前にとめたベルトを外し、肘掛の奥、背凭れの処に引き上げてしまうのです。
「ああん、先生、いやん、こんなの、いやん、恥ずかしい、ああ、丸見えだよぉ」
右膝が持ちあげられ、左膝が持ちあげられて、とめられてしまって、お尻を前の方へとずらされてしまったのです。
「いいだろ、ほうら、好きなんだろ、美紀、、こんなことされるの、好きなんだろ」
康介は立ったまま、肘掛椅子にお尻を置いた美紀を、見おろすかっこうで、眺め、いいます。美紀は、恥ずかしくって、康介の顔をみあげることができません。
「ああん、先生、ああ、だめ、みちゃ、いや、恥ずかしい」
康介が座り込み、美紀のひろがった股間の前です。美紀が恥ずかしい処だという股が、太ももをひろげきり、真上を向いているのです。頭は背凭れにあります。手は頭を抱いた格好です。目の前の康介先生に見られていると思うと、美大の三年生、日本画コースに学ぶ向井美紀、もうとっても恥ずかしいです。
「すきだよ、美紀のこと、お望みの、グラビアモデルに、紹介してあげるからね」
「ああん、先生、ほんとですかぁ、ああん、おねがいしますぅ」
康介は、手を美紀太ももに当て、股の真ん中へ、顔をくっつけてきます。唇を股の真ん中へ、当ててしまいます。美紀、太ももを閉じようとしても閉じられません。康介先生の顔が、股の真ん中に当たっているのが、見えます。恥ずかしいです。ここでこのまえ処女を失い、大学の研究室で変な体験させられて、まだ、そんなにセックスしていない美紀です。情報としては、いろいろ、恥ずかしいなと思うこと、ネットでみることがあります。
「ああっ、ああん、こそばいですぅ、先生、ああん、こそばいですぅ」
快感とは思えなくて、男の唇を股の真ん中に当てられた感触は、擽られるこそばさです。康介は、唇と舌を使って、美大で一番アイドルの美紀の性器を、なめて味わい、ちんぽで味わう、男冥利を満足させていかれるのです。











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