情欲の館

かおり


情欲の館(1)-2-
 9~16 2018.7.11~2018.7.19

 

-9-
恥椅子に開脚で仰向かされている23歳、美貌の銀行員落合香苗が、喘ぎます。女子検診台に似せた格好の恥椅子です。便座形の座部、背凭れの幅は40㎝、上半身は後ろに30度倒され、アームに開脚、膝裏がのせられている香苗。手首は背凭れの顔の横にベルトで留められている香苗。股も乳房も顔も、女の香苗、正面を向かされての露出です。4Kカメラで、その若くて熟れはじめた香苗が、撮られます。
「おお、気持ちいいです、香苗おねえさま、とっても気持ちいいですぅ」
21歳大学生の啓介が、香苗のヴァギナに、勃起ペニスを、挿し込んでいるところです。恥椅子、高さ60㎝の座部の前に啓介が立っています。ビンビンの勃起ペニスが、香苗の濡れたヴァギナへ、まっすぐ、ぶすぶす、挿入されているのです。
「はぁああ、ひやぁああ、ひぃいい、ひぃいい」
ぶっすり挿し込まれたまま、奥のほう、子宮口を亀頭でぐじゅぐじゅとこすられる香苗が、悲鳴のような声をあげます。啓介は、勃起ペニスを挿し込んだまま、腰を動かし、乳房を揉み揉み、乳首を指に挟んで揉みます。
「いいんだろ、香苗、もっと声を出しても、いいんだよ」
そばで見ているリーダーの大村が、香苗の顔に手を伸ばし、顔を弄りながら、言うのです。カメラマンの明夫は、香苗が悶える裸体を、執拗に撮っていきます。
「ひぃいい、ひやぁああん、ひやぁああん」
ぶすぶす、啓介がふたたび、勃起ペニスを抜いて挿し、抜いて挿します。陰毛のしたクリトリスが突起するした、陰唇がめくれ、男の勃起ペニス、陰茎が抜けて挿され、抜けて挿されです。しだいに香苗の声が、呻き悶えの音色から喘ぎの声に変わってきます。
「おおおおっ、香苗おねえさん、おおおおっ、出そうな気持だよぉ」
スキンをかぶせるために、勃起ペニスがヴァギナから抜かれると、明夫がカメラのレンズを、濡れたヴァギナの正面にもってきます。レンズが下から仰向けられ、香苗の濡れたヴァギナから陰毛、そこから乳房と顔が、画面の中に入るよう、撮られます。
「はぁああ、はぁああ、ああん、はぁあああん」
ヴァギナから勃起ペニスが抜かれた香苗は、声のトーンが少し静まって、浅い深呼吸です。男に犯されている自分を、何が起こっているのかわからない、攻めあがってくる快感に、翻弄されはじめているのです。啓介が、ふたたび勃起ペニスを、挿し込んできて、香苗の声が高なります。
「おおおおっ、さいごまで、いきます、香苗、おねえさま、おねえさま!」
ぶすぶす、ぶすぶす、勢いつけた啓介が、ピストン運動を速めていきます。
「ああああ、ああああ、ああああっ!」
「いく、いく、おお、おお、でる、でる!」
啓介の声が歪み、身体が締められ、射精にはいります。その勢いで、香苗の声も高くなり、喘ぎ悶えがせりあがります。熟しつつあった23歳の香苗が、アクメを迎えていきます。
「はぁあああ、ひぃいい、ひぃいい、いいいい、いいいいっ」
男と女です。恥椅子で、香苗がアクメを迎えるときを、カメラがとらえ、大村隆が見ています。ここは女が責められる秘宝館情欲の間です。大手銀行為替窓口係、才女落合香苗が、男たちの手にかかり、快楽をむさぼられていくのです。

-10-
緊縛をおこない、カメラマンをこなす奈倉明夫29歳が、香苗の前に立ちます。リーダーの大村隆が香苗と交わり、学生の小椋啓介が交わり、カメラを置いて、香苗と交わるのです。軽くアクメに達してしまった香苗ですが、23歳の女、まだ男を受け入れる余裕はあります。恥椅子に座らされたまま、入魂の儀式がおこなわれるのです。
「はぁああ、許してください、おねがい、許してください」
明夫の勃起するペニスを見せられた香苗が、顔をそむけ、小さな声で許しを乞うのです。全裸にされ、女子検診台に似た恥椅子に股間をさらけだされ、手は顔の横に留められている香苗です。男の心をそそる美女、乳房はお椀をかぶせた格好で、少し濃いめの陰毛、丸くふくらむ臀部です。腰が細り、臍が窪み、白い肌の23歳香苗です。
「香苗かぁ、見た目、いい女だ、身体は最高だ、さて、おめこは、どうかな」
シャツ一枚、下半身露出の明夫が、勃起ペニスを握り、亀頭で香苗の陰唇をひろげながら、ニタニタ顔です。明夫の前で股をひろげる香苗は、屈辱の気持ちに満ちています。羞恥心というより、屈辱です。男と強制されて交わる屈辱感です。
「ああ、いや、いや、ああっ」
亀頭がぶすりと膣に挿しこまれた香苗の顔が、歪みます。薄くひらいた唇から、声が洩れます。ぶすぶす、陰茎が膣の中へ挿し込まれてしまいます。
「おお、いいじゃん、よう締まるじゃん、襞が巻きつくじゃん」
ぶっすり、勃起ペニスの根元まで挿し込んだ明夫が、身体を反り返らせた格好で、ニタニタしながら言います。濡れた23歳美女のヴァギナです。大手銀行の為替窓口係を仕事にしている女の膣の中、子宮にいたる膣襞が勃起ペニスに絡まる感じです。
「ああ、ああ、いや、いや、ああん」
「いいね、いいよ、おお、おお、いいよぉ」
「ああん、やめて、おねがい、いや、いや、ああん」
「ふふふふ、いいんだろ、いい気持ちなんだろ、そうなんだろ」
「ああ、ああ、そんなのちがう、ちがう、ああん」
ぶすっ、ぶすっ、明夫の勃起ペニスが、香苗のヴァギナへ、正面から突きます。
「ああっ、ああっ、ひやぁああっ、ひやぁあっ」
ゆっくり抜かれ、一気に挿され、ゆっくり抜かれ、一気に挿され、そのたびに、香苗の口から、突かれる衝動の声が洩れでます。女の身体がうねります。乳房がプルプル揺れ動きます。顔の横の手がグーに握る香苗。太腿は広げられたまま、検診台に似た恥椅子です。下半身を隠すカーテンも無いまま、犯されていく才女の香苗です。徐々に、徐々に、緊縛師の明夫は、女がよろこんでいくコツを押さえながら、香苗をその気にさせていくのです。

-11-
全裸にされ、恥椅子に仰向け、開脚M姿になっている銀行員の落合香苗23歳。拉致されるようにして連れ込まれてきた秘宝館の情欲の間です。リーダーの大村隆に犯され、学生の小椋啓介に犯され、いま奈倉明夫29歳に犯されているところです。
「ほうら、いいだろ、ほうら、香苗、感じてるんだろ、ほうら」
勃起ペニスを、香苗のヴァギナにゆっくりと挿し込み、ゆっくりと抜き、ゆっくり挿して、ゆっくると抜く、勃起したペニスの亀頭が膣j襞にこすられ、抜かれるときにはカリ首が膣襞を擦られます。香苗、久しくセックスを味わっていなくて、思い起こせば大学生のとき、二十歳になったばかりのとき、先輩と交情していたとき以来、銀行に勤めるようになってからは初めてのセックスです。
「ううっ、ああっ、うう、うう、ふぅううっ」
「ふふふふ、声出せよ、感じたままに、声だせよ」
明夫の挿入ペニスでの持続は相当なもの、勃起させたままで、女を何度もイカセられる体力です。香苗が、明夫のテクニックで、次第にその上気させられ、快感に、翻弄されていくのです。
「はぁああ、いやぁああ、はぁああん」
「感じるんだろ、香苗、奥の方、ヌルヌルだぜ」
女子検診台に似た恥椅子に、後30度に倒れて仰向いた、香苗の正面から、勃起ペニスを操る明夫です。長さ15㎝超え、太さ4㎝超え、反りあがるペニスで、香苗がほろほろと鳴かされているのです。
「はぁあ、ああっ、ひやぁああ、ああっ、ひぃいい、ひぃいい」
「いいねぇ、最高だぜ、香苗、いい玉だ、顔も、乳房も、膣も、最高だよ」
「ひぃいい、ひぃいい、ひぃいいいいっ」
ぶすぶす、硬直し続ける勃起ペニスがナマです。香苗は、挿されて抜かれるたびに、哀れに歓喜の声を洩らすのです。ゆっくり、じわじわと、せりあがってくる快感に、開脚M姿で固定の香苗が咽び悶え続けるのです。
「ああっ、あああ、ああっ、あああっ」
香苗の顔が歪んで、軽いオーガズムを迎えたのを、明夫が察知します。でも、明夫、勃起ペニスは香苗から抜き去りません。ストップさせて、香苗が少し下山してくるのを待って、再び、亀頭とカリ首で、香苗をヒイヒイ鳴かせるのです。セックスの味が忘れないよう、教え込む緊縛ができる調教師の奈倉明夫29歳です。
「ひぃいい、ひぃいい、ひぃいいっ」
「いい、いい、いい、はぁあああっ」
「ううっ、ああっ、ひぃいい~~っ」
明夫の勃起ペニスで責めあげられながら、数分ごとに、小さなアクメを迎える香苗。もう、体力の限界、最後にアクメを迎えさせられた香苗、恥椅子の上にぐったり、気を失ってしまったのです。時はもう、午前0時を過ぎたところでした。

-12-
<囚われの香苗>
男三人から犯され儀式がおえられて、落合香苗は恥椅子から降ろされ、情欲部屋の扉の向こうへと移されます。午前0時を過ぎた時間、そこはバスルームと鉄製の檻の監禁部屋、広さは六畳です。扉の右にバスルーム三畳分、左は奥畳一枚分が檻、手前二畳分には長方形90㎝×45㎝のテーブルと背凭れ椅子。天井からは棍棒のブランコ、テーブルには手枷足枷や麻縄の束、それに玩具が詰まった道具箱が置かれています。
「風呂へ入って、汗を流せ、今夜は、檻の中で過ごす」
最後にセックスした奈倉明夫が、全裸のままの香苗に、風呂へ入るように促します。電気がつけられると明るいバスルームです。香苗は呆然と立ったまま、虚ろな目線で、明夫を見ています。
「どうして、わたし、こんなことに、されるの、ですか・・・・」
無理もない、訳がわからない、銀行員の香苗にすれば誘拐されてきた感じは、分かります。
「お前が、美人だから、さ、アダルトのアイドルスターには、その身体、満点だ」
香苗は、数時間前の夜道を歩いていた記憶から、今の時間まで、数時間しか経っていないのに、もう遠くに思えます。全裸になっている自分。横には見知ったばかりの男が自分を見ている。その場の感覚でいえば、香苗は恐怖を感じています。
「まあ、ゆうこと聞いてくれれば、無茶なことはしないよ、安心しな」
バスルームの香苗。明夫が透けて見える仕切りの外にいます。香苗は傷心の心を暖め、身体はお湯に浸け、疲れを取ります。男のモノを挿しこまれたヴァギナをは、備え付けのビデで洗います。洗い終わった身体は、バスタオルで拭きます。そうして、用意されたネグリジェは前開き、太腿中程までの丈、黄色の透け透けです。股を隠すショーツはありません。
「ここに入ってろ、お前の部屋だ、くつろぐがいい」
鉄製の黒塗り檻の中は畳一枚分、床はマット敷きです。あるのは、毛布が一枚、ペットポトルとオマルとティッシュボックス。
「ああ、こんなところに、わたし、いれられる・・・・」
声になるかならないかのつぶやきを、明夫が聞き取り、明夫が説明します。
「毎週、金曜夜から日曜午後まで、おまえは、ここの、住人になるんだ」
「ええっ、そんなこと、わたし、できないわ、できません」
「銀行、辞めてもいいんだぜ、アイドルになるためには、な」
裸の体に透け透け黄色いネグリジェを纏った香苗が、檻に入れられ、奈倉明夫が立ち去ります。香苗のまわりには、時計がない、ラジオもテレビもない、スマホがない、化粧道具がない、鏡がない、あるのは二リットルの水がはいったペットポトルと、オマルとティッシュボックス、それに肌色の毛布一枚です。

-13-
どれくらい時間が経ったのか、香苗は、檻の中で眠ってしまって、気がつくと、名前を呼ばれていました。
「かなえ、香苗、おきろ、起きろ、香苗」
ふっと気がつき、目をあけると、鉄柵の向こうに見覚えた明夫の顔が見えます。ハッと身を起し、身構える香苗。黄色い透けたネグリジェの胸を抱くようにして、足は流して、何が起こっているのかわからないのです。
「目が覚めたか、香苗、朝だ、出ろ」
檻から出るには四つん這いになり、這って出なければなりません。香苗は、言われるままに、檻から出て、背凭れ椅子に座ります。窓は立った高さよりも高いところにあって、カーテンが開けられると明るい光が入ってきます。座った目の前のテーブルには、拘束具が並べられていて、天井からのブランコが、香苗の目に入ります。黄色いネグリジェを身につけている自分が、自分だと、分からない感じで、いつも目覚めて見る光景とは違う光景。
「・・・・っ、・・・・っ」
「これを飲め、朝の食事だ、栄養満点だよ」
明夫は綿のシャツに綿のズボンで、細身に見えます。テーブルを介した前に立っている明夫が、差しだしたコップはカルピスの色。白濁の飲み物、ジュースなのかも、栄養ドリンクなのかも、喉も渇いているし、お腹も空いた感じで、香苗、差しだされたコップを手にして、少し躊躇したけれど、唇をつけ少し飲んでみます。甘い、酸っぱい、まずくはない、まろやかな味がして、ぐぐっと一気に飲み干したのです。
「ああ、ああ、どうして、どうして、わたし、どうして、こんなところに・・・・」
黒革の枷になるベルトを目の前に見る香苗。麻縄の束、数種の男根張形やバイブレーター、ローター、それにクリップ、香苗は、動転しています。実物を見るのは初めての道具が、いくつもあるからです。
「さあ、もう一杯、飲め」
美味しい、ジュース、香苗は言われるままに飲み干します。栄養価満点、セックス漬けにされても、体力が維持できる、それだけの栄養価のある朝のジュースなのです。
「ふふ、ドキドキしてるんだろ、香苗、おまえがよろこぶ道具たちだよ」
心のなかを見透かされた香苗は、頭がクラクラするほどに、呆然となって、明夫の顔をみています。
「さあ、立て、香苗、ゆうこときかなかったら、お仕置きだぞ、わかるな」
背凭れ椅子から香苗を立たせ、革製手枷を手首に巻かれる香苗。左右の手首にベルトがまかれると、棍棒のブランコが降りてきます。長さ120㎝で握れる太さの棍棒です。香苗の胸のところまで降りた棍棒に、手首を巻いたベルトの紐が括られます。括られて左右の手を30㎝ほどひろげて握らされます。
「ああ、いや、いや、ああっ」
棍棒が持ち上がり、手首が頭の高さで止められます。道具が並んだテーブルと背凭れ椅子が、壁際に退けられます。檻の前は畳二枚分のフローリングです。香苗が立った床の広さは、畳1.5枚分です。この監禁部屋の扉の向こうは、あの八畳の情欲部屋、その向こう八畳が鑑賞部屋。仕切りが全部外されると32畳のショールームになる秘宝館の二階です。
「ふふふふ、ここで、香苗の身体を慣らしてから、向こうの部屋へ行く」
六畳の監禁部屋の半分はバスルーム、檻は畳一枚分、吊られた香苗が慣らされるのが畳1.5枚分の床です。小物の道具を保管する部屋でもある監禁部屋です。

-14-
監禁部屋の檻の前、天井から降りた120㎝棍棒のブランコに、目覚めたばかりの香苗は、手首を留められ、頭の上に持ち上げられてしまったのです。黄色い透けたネグリジェを着た香苗。太腿の根元が隠れる丈で、陰毛から臀部が透けて見えます。肩紐があり、乳房も隠されていますが、透けて見えます。
「いいねぇ、香苗、いい身体してるねぇ、美女だ、可愛い」
畳にしたら1.5畳の床、吊られて立った香苗の前の黒テーブル(90㎝×45㎝)には、大人の玩具類が並んでします。香苗は、目をつむらない限り、その道具が見えてしまいます。恥ずかしい、女の香苗は見るだけで、恥ずかしさが込みあがってくる道具類。
「はぁあ、ああっ、わたしを、どうなさるの、あのう、あなたの、お名前は」
胸元があつくなってくる異変に、香苗は変だなと思いながら、目の前に立った奈倉明夫に聞いてしまいます。顔を洗っていない、歯を磨いていない、スッピンの顔だけど、鏡がないから香苗、自分の顔はわかりません。
「おれの名前か、アキオ、奈倉明夫ってゆうんだよ、アキオと呼んでくれ」
ちょっと憂いた表情の優男に見える男は、香苗のまえで明夫と名前を告げます。
「おれが、おまえの世話役だ、下々の世話から、健康管理まで、可愛がってやるよ」
手がだるい、香苗、手首を少し広げて棍棒に留められていて、その棍棒を握っているけど、上げたまま、だるい気がします。そのまま、棍棒が引きあげられれば、香苗は、吊りあげられることになります。
「ああっ、だめ、ああ、ああっ」
棍棒の両端が括られ、三角になって一本にまとまったロープが、滑車に通されていて、明夫が引き下げると、棍棒が上がるのです。香苗のバンザイする身体が、もちあがり、足裏の踵が浮くところまでひきあげられます。爪先立になってしまった香苗です。
「いいか、おまえを、このまま、吊るすこともできる、わかるか」
「ああ、わかります、ああっ、わかります」
「わかったら、おれのすることに、従うんだ、いいな」
香苗、足裏がぺたんと床に着くところまで降ろされます。胸の奥があつくなっていたのがひいて、全身がふわふわする感じになってきています。先に飲まされたコップ二杯のジュースには、高い栄養価と水分、それに女の内側をゆるめ淫乱にさせる薬、それに避妊薬が調合されているのです。
「はぁああ、なんだか、へん、わたし、くらくらしてくる、なんだか、へんです」
二泊三日の拘束される間、香苗は固形の食事を与えてもらえず、女の身体の内側から淫乱になるよう、仕掛けられてしまうのです。二日目の朝、です。

-15-
監禁部屋の檻の前、両手をひろげて立たされている落合香苗23歳です。目の前には奈倉明夫29歳が立っています。
「ふふ、おまえの身体が慣れるまで、30分、弄らせてもらうよ」
黄色い透け透けネグリジェを着ている香苗ですが、手をバンザイされてしまって、陰毛が露出しています。
「それからだ、向こうへ、情欲部屋へ行って、たっぷり、調教してもらうんだよ」
「はぁあ、ええっ、ちょうきょうって、どういうこと、ああっ」
明夫が透けたネグリジェの前がはだけさせ、香苗の乳房が露出、そのまま腹部から陰毛、腰から足先まで、立った姿です。先にコップ二杯の特別仕立て、栄養ドリンクを飲まされた香苗です。避妊薬も混ぜられていて、効いてくるまでは一時間、女の身体が淫欲になっていくドリンクでした。
「いい身体だな、香苗、銀行員してないで、ストリッパーになれば、抜群だぜ」
「ああ、いや、そんなこと、いわないで、ください・・・・」
囚われの身となっている香苗には、昨日、銀行の窓口で仕事をしていた記憶が、もう、遠い世界の出来事のように思えています。恥ずかしい、透けたインド綿一枚、身につけた香苗。でも前をはだけられ、手をあげさせられ、足裏は床に着くとはいっても、膝を曲げられないんです。綿シャツ綿ズボン姿の明夫が、香苗の乳房を弄りだします。
「ああ、いや、なにするん、ああん、明夫さま、いや、いや」
腕をバンザイして上げた胸は、それだけで乳房がもちあがり、ツンと前にむいて盛りあがっている香苗です。色白の乳房に、飴色の乳輪、ツンと起つ乳首。
「いい身体だ、柔らかい、乳房だ、弾力あるんだ、香苗、いいぜ」
「いや、いや、ああ、ああ、いやぁああん」
左右の乳房、明夫が手を添え、乳房の裾から持ち上げてきて、プリンプリンと揺すられるんです。脇腹から腰までが細くなり、臀部が丸くふくらんでいる23歳の才女、落合香苗の白い裸体です。透けたネグリジェが脱がされてしまって、香苗は、全裸になってしまいます。
「いいね、最高だわ、最高の美女だわ、顔も抜群、賢いんだろな、香苗」
「いや、そんなにみつめないで、ください、おねがい、明夫さまぁ」
乳房を揺すっていた手は、降ろされ、香苗の前から1m後ろに下がった明夫が、目線を上から下まで動かすから、香苗、見られていることを察知するのです。うずうず、身体のなかが疼いてくるのは、見られているからだけではなくて、飲まされたジュースが効いてきだしたからです。
「ああん、いやん、こそばい、こそばいです、ああん」
明夫の手が、香苗の腰を撫ぜだし、臀部へまわされ、撫ぜられます。足を曲げることができない香苗は、立ったまま、明夫の手を解くこともできなくて、なされるがままです。陰毛を撫ぜあげられる香苗。左手が、お尻にまわされ、右手が陰毛を、下部からたくし上げられる香苗です。秘所は閉じられたまま、ぴったし太腿は合わせられたままです。香苗を弄りだした明夫が、情欲してきます。朝一番、まだ午前八時にならない時間です。スッピンで、ショートカットの美女、香苗の唇を奪ってしまう男29歳の緊縛師の奈倉明夫です。

-16-
朝八時、監禁部屋から情欲部屋へ連れてこられる香苗。全裸のまま、手首を後ろに括られて、首には愛犬用の赤に首輪を巻かれた香苗が、明夫に首輪のロープを掴まれ、情欲部屋に入ります。
「おお、おはよう、香苗、おはよう、裸じゃないか、おはよう」
朝から黒いスーツ姿の大村隆が、香苗を迎えます。八畳の情欲部屋の右隅に立っている大村の後ろ、八畳の鑑賞部屋、真ん中には、秘宝館の持ち主、還暦を迎える高濱直人が、黒革張りの一人用ソファーに座っています。ジーンズ姿の大学生、小椋啓介が、ソファーの後ろに立っています。
「ああ、ここは、ああ、ひとがいる、ああ、恥ずかしい」
裸の香苗は、三人の男の姿をみて、羞恥の気持ちに襲われます。後ろにまわした手首を括られているから、胸を隠すことができません。腰の前、陰毛が生える処を隠すこともできません。恥ずかしさの余り、卒倒してしまいそう、クラクラしている23歳の銀行員、落合香苗です。
「連れてきましたよ、高濱さん、見てやってください、美人でしょ」
調教師であり緊縛師の明夫が、首輪からのロープの首筋を持って、香苗の顔と裸体を見せびらかします。すんなりと整った裸体は、ぴちぴち、しなやかな曲線を描いて、女体そのものです。お椀をかぶせた姿の乳房、細く括れる腰、太腿から臀部が丸みをもって、太腿へと連なります。
「いいねぇ、朝から、こんなもの見れるとは、いいねぇ」
高濱が、全裸の香苗を見て、嬉しさの顔色にして言います。香苗、昨日には、大手銀行の為替窓口で愛想をふりまき、お客様に応接していた女子です。その香苗がいま、全裸で、首に愛犬用の首輪を巻かれて、男たちのペットとして、ここにいるのです。
「いい、いい、立ったままで、そのまま、じっとしていなさい」
高濱直人は、スマホを手にして、香苗の写真を撮ろうとしているのです。香苗、一瞬、動転してしまいます。裸、裸なんです。胸を覆うことも陰毛を隠すこともできないまま、首からの赤いロープとともに、写真に撮られる。
「ああ、やめて、ゆるして、いやぁああ」
へなへなと、倒れ込みそうになって、明夫が支え、香苗の足が崩れるのを、支え、立たせます。
「その椅子へ、仰向きに、座らせろ」
背凭れのついた椅子は車椅子の形状です。その名称は発情椅子。女が弄られながら発情していく椅子です。座部からの背凭れはリクライニングシート。座部は便座の形です。太腿から足首が乗せられるシート。足裏を乗せると左右にひろがり、持ち上げられます。
「いいだろ、発情椅子ってゆう名前だ、ふふっ、香苗、たっぷり発情するんだよ」
便座の形だから、跨いで座ると、臀部が凹みにすっぽりと収まり、股間がひろがる仕組みです。
「ええっ、ああっ、いやぁあ、ああん」
鼻から抜けるような、少しハスキーな声を洩らす香苗。先に飲んだ栄養ドリンクが効きだして、身体の内側がウズウズしはじめてきているのです。
「美女を鑑賞するために、作らせた、特製の椅子、まさに、アート作品、だね」
発情椅子の発案は、還暦を迎える画家であり秘宝館の所有者高濱直人です。発情椅子は、DVDや写真集を制作のための道具だけではなく、男が女をペットとして楽しむ愛玩具でもあるのです。








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