裕子のえっち体験-1-
 1〜12
2006.8.26〜2006.10.7

    

-1-

ああん、わたしの名前は麻野裕子です。わたしにだって、えっちな思い出ってあるんです。そりゃあ女の子ですもの、無いほうが変でしょ。わたしって、けっこうミバいいんだと思います。もてるっていうか、男の子から付き合ってほしい素振りを見せられたことは、けっこうありますけれど、同年輩の男の子って子供っぽくて、お話にならない感じでした。深く付き合ったのは、いまのところ、たった一人だけでした。そのヒトのお名前は、現代美術をやっている大野木君夫さんでした。大野木さんは30を少し過ぎた、背の高くて、ちょっと憂いある表情を垣間見せられる芸術家です。

     

大野木さんと知り合ったのは、寺町にあるギャラリーへ、個展を見に行ったときでした。現代美術とはいっても、金属を加工したオブジェを作っていらっしゃって、彫刻とは違う、なんて云ったらわかりやすいかなぁ、金属加工したオブジェの内部に、赤とか緑とかの光を放つ装置があって、それをコンピュータ制御させて、イリュージョンの世界を表現されているんです。
「キミの名前を、芳名帖に書いておいてね」
大野木さんは、わたしが作品を見て、帰り際に、入り口脇の机に置かれた、和綴じの芳名帖に名前を書くように云われたのです。

わたし、村田裕子と名前を書きました。そうしてギャラリーを出ようとしたとき、大野木さんは、わたしに名刺をくださいました。そうして、わたしの携帯でメールを出してくれないか、とおっしゃり、その場で、大野木さんの携帯アドレスへ、メールを送りました。
「うん、村田裕子さん、これで開通したね、また、メールしてご案内差し上げるのでよろしく」
ああ、これが大野木さんと知り合うきっかけとなったのです。

-2-

爽やかな五月の風が吹いていた日、つまり大野木さんの個展を見せていただいた翌日、メールが来て、ふたたび寺町のギャラリーを訪ねました。大野木さんの呼び出しは、助手を探しているんだけど、わたしにやらないかとおっしゃってるんです。わたし、大学二回生になって、アルバイトを探していたところやったんです。そやから、嬉しい気持ちで、現代美術作家さんの助手をするなんて、夢みたいな感じで、お会いしたんです。

ギャラリーの数軒となりに、スマートってゆう喫茶店があります。珈琲の美味しそうなにおいがしています。大野木さん、わたしをスマートへ連れていって、いろいろ聴いてくださったのです。
「それでね、キミに現代美術に興味があるんやったら、いい話だと思うんよね」
「はぁ、とってもわたし、うれしいです」
わたし、大学では文学部で江戸時代の絵画研究を専攻していて、美術に興味あるとはいっても、現代美術は難しくって、理解できないように思っていたんです。大野木さんは、助手になることで、現代美術、つまりコンテンポラリーアートってゆうんですけど、それを勉強できるとおっしゃるのでした。

     

わたし、ええ、スマートってゆう喫茶店で、大野木さんと向かい合って座っていたんですけど、大野木さんったら、わたしをジロジロご覧になられて、憂いたお顔をお見せになられて、わたし、その表情にズキンと感じるもんがあって、ああ。芸術家さんや〜って思っていました。好意を持ちました。
「で、さ、裕子って呼んでいいんよね、裕子」
「うん、なんですか、大野木さん」
わたしのことを、裕子と呼ばれ、わたしは大野木さんと呼ぶことになりました。個展が終わったら、嵯峨野のアトリエを訪問させていただくことにして、その日はお別れしました。

大野木さんのお宅兼アトリエは、大覚寺の横を通って山手の方へ行った静かな竹薮の奥にあります。京都バスで大覚寺前まで乗って、そっから歩いていきました。ええ、交通の便がけっこうわるい。わたしが、大野木さんのアトリエで寝泊りするようになっていく、そう、理由のひとつが、その不便さでした。
「おお、裕子、きてくれたん、ようこそ」
玄関先は和風のつくりで、アトリエは離れのようになっていて、三方が大きな窓になっています。嵯峨野の竹薮、自然の風景、現代美術家のアトリエです。
「大野木さん、ああ、わたし、こんな場所、大好き」
「そうやね、裕子、好きになってくれて、ありがとう」
最初に訪問では、雑談ばかりでしたけど、週に3日程度、このアトリエでアシスタントをさせていただくことになりました。ええ、月に十五万円いただけることになりました。

-3-

月に十五万円あったら、わたし、ほぼ生活費を賄うことができます。そうですね、大野木さんは、結果、わたしを占有することをお考えだったんだと思います。
「それで、裕子のお部屋もあるから、遅くなったときは泊まってけばええよ」
「はぁ、そんなこともあるんですか・・・」
「芸術家だよ、作品作ってるときって、時間に拘束されたくないんだよ、没頭しちゃうんだよ!」
「はぁ、そうなんですか・・・」
わたし、いいお話だとおもいました。芸術家さんのお側で、芸術家さんのことがわかる。いい機会だと、思いました。
「だから、さ、事務仕事が煩雑で、めんどいから、裕子に頼むってわけなんだ、よろしく、ね」

     

大学は二回生だったから、まだ気持ち的にはゆったりしていたわたしです。そうなんですよ、わたし、二十歳です。いまから思えば、世間知らずで、好奇心旺盛な大学生といったところでしょうね。まだ、セックスは未経験、いまどき恥ずかしい感じもしますけど、そのとき、わたしはまだ男のヒトと交わったことなかったんです。ええ、大野木さんとわたしは、ひと月ほどのちに、交わることになります。それから、少しずつ、一歩一歩と、セクスのあの手この手を、教えられていくことになります。世間では、わたしが大野木さんにされてきたことを、飼育するとか調教するとか、言うようです。

初めて交わったときのことは、ここでは書きませんけれど、わたし処女だったし、苦痛を訴えたもんだから、挿入はされたものの、いい気持にまでのぼりきらなかったです。何回か、大野木さんに可愛がられるようになって、もう、夏の暑さが、いっぱいになるころ、街中は祇園祭りの宵山でにぎわっていたとき、わたし、それまでとは違ったやりかたで、大野木さんの手ほどき、ああ、飼育、いいえ、最初の調教を、お受けすることになったのでした。

大きなガラス窓のアトリエで、大野木さんの助手をしていて、夕方になってきたときでした。大野木さんが、わたしのお尻を触りだしたんです。ああ、きた!ってわたしは思った。お尻を触られて、わたしお尻を横にぷりっ、ぷりっと振ります。ええ、いいですよ、って合図なんです。
「裕子、いいんだね、いいんよね!」
「うん、やってもええ日なんよ、はぁ・・・」
まだ夏の明るさで、アトリエの中は明るく、ガラス窓の向うは竹薮です。緑がきれいやなぁ、と思っていた矢先のことで、今日はちょっと始まるのが早いなぁ、と思ってしまいます。

-4-

大野木さんが、わたしを後ろから抱きしめるようにして、ソファーへ座ります。
「ああん、だめ、暗くなってからって、ああ、ああ・・・」
わたし、シャツの上から胸元を抱かれ、大野木さんの開いた膝のなかに据わります。
「裕子、今日は宵山だろ、だから、ね、タップリ楽しもう、ね」
なんで祇園祭の宵山だからって、たっぷり楽しむのか判らなかったですけど、わたしは、妙に納得していました。ええ、ソファーに座ったまま、挿入されてしまうこともあったから、その日もそのようになるんだ、と思いました。

     

大野木さん、シャツの裾から手を入れてきて、ブラのホックを外して、ああん、さっそくお乳を触ってきます。わたしは、手を後ろにまわして、大野木さんの腰を、ズボンの上から触ってあげます。
「裕子、うんうん、いい匂いやね」
首筋へ顔を近づけて、大野木さんが軽いキッスをしてきます。わたし、ああん、首筋び唇を触れられて、びりびりって感じで、刺激に首をくすめてしまって、からだをちじこめてしまいます。
「ねえ、裕子、今日はね、いいことしてあげる、いやゆうたらあかんよ!」
「あああん、いいことって?ああん、なに?」
「いいのいいの、いいことなんだから・・・」
大野木さんはそういいながら、壁のスイッチをいれます。ああ、アトリエの天上から、2mの棒がするすると降りてきたんです。

天井には棒が三本くっついていて、ええ、わたし、この棒は作品を移動させるための棒だと説明されていました。2m、1m、50cmの三本です。電動で、あげたりさげたりできるようになっているんです。
「ね、裕子、この棒に縛っちゃおうか、いいやろ!」
「ええっ、どうして、ああん、なんでぇ・・・」
わたし、びっくりしたわけではなかったけれど、甘えるような声で、お聞きしたんです。
「ふふ、裕子、知ってるやろ、興味あるんやろ?」
ああ、ああ、アトリエの真ん中に、2mの横棒がスルスルと降りてきているんです。わたしは立たされ、大野木さんに後ろから抱かれたまま、棒のそばへ連れていかれたのです。

-5-

わたしは、アトリエの真ん中に降ろされた2mの棒に、腕を広げて、手首を括られてしまって、横棒をスルスルと引上げられていって、わたしばんざいをする格好にされてしまったのです。
「ああん、こんなん、ああん、だめよ、ああん、だめ・・・」
「はは、裕子グリコちゃんやね、いいの、いいの」
前をはだけさしたブラウスの裾を背中にまわされて、括られて、ブラを首にまかれて、ああん、おっぱいが露出させられて、恥ずかしい格好にされてしまうのでした。
「裕子の裸をね、ゆっくり観察したいんだ、隅々まで、ぜんぶ、ね」
大野木さんは、そんなことをいいながら、わたしが穿いていたジーンズを脱がせ、パンティだけにしてしまって、わたしのおっぱいにちょっと触れて、ソファーに座ってしまって、わたしをじっと眺めているのです。

「ああん、なんで、ああん、ゆうこと聞きます、ほどいて、こんなんいやです・・・」
わたしは、予想もしてなかったことをされているんです。たしかにセクスをします。それにお金も頂いています。でも、ああ、わたし、こんなこと、恥ずかしくって、ああ、恥ずかしいんです。
「裕子はね、こんなのされて、よろこぶ性質の女の子なんだと思うよ!」
「そんなこと、ない、そんなこと、ありません・・・」
「そうかなぁ、ほんとかなぁ?」
「ほんとです、こんなん、いや、いやですぅうう・・・」
いいえ、わたし、以前すきだった人に、されていたから、イヤだってゆうのはウソです。ウソだけれど、大野木さんに、こんなことしてもらうのんが好きや、なんていえない。

     

「裕子は、ピンクが好きなんかい、そのパンティ・・・」
大野木さん、ソファーに座ったまま、わたしに言います。わたし、その日は、ピンクのブラとパンティをつけていました。
「可愛い下着つけてるんやなぁ、可愛いよ、裕子!」
「ああん、そんなんゆわんといて、ああん、だめ、あかん、ああん・・・」
「ふふん、裕子、たっぷり可愛がって欲しいって、顔に書いてある、そうやろ!」
「ううっ、そんなん、ああ、書いてないよォ、ああ、ほどいてぇ・・・」
「ははん、おっぱいプリンプリン、手をあげてるから、ぷりんぷりんなんかなぁ、ええ、どうなん?!」
大野木さん、ソファーから立ち上がって、わたしの前に立ちます。そうして手を伸ばしてきて、わたしの盛り上がったおっぱいを、触ってきて、指で根元からつまんで、ぐりぐりってまわしだします。

「ああん、だめ、だめ、大野木さん、ああん、だめってば、ああん、はぁああん・・・」
わたし、ピンクのパンティを穿いたままですけど、おっぱいを揺すられ、つままれて、ああ、そんなことされて、恥ずかしさでいっぱいになってしまって、俯いてしまって、顎をぐっと引いて、顔を伏せてしまっていました。
「裕子、女の子は、ね、こうしてもらうことで、ね、女が開発されるんだよ、まだ、裕子は青臭いから、ボクが仕込んであげるのさ、いいでしょ!」
それから、大野木さんは、わたしの手腕を横棒にはわせるようにして、棒を背負うようにして、タスキがけにしてしまうのでした。ええ、たっぷり、朝方まで、わたし、大野木さんに、弄られていくことになったのです。

-6-

大きな窓のカーテンが閉じられ、横棒を背負って立ったまま、わたしは裸にされていきました。大野木さんは、パンティを脱がせるまえに、お股から滲み出るお汁をぬりつけて、そうしてお尻から抜き取るようにして太腿までおろし、しばらくそのままに置かれて、けきょく脱がされてしまって、横棒の端にぶらさげられてしまったのです。
「じっくり見ると、裕子って、毛深いんだね」
大野木さん、わたしの十字になったからだを、舐めまわすようにして、観察しているんです。
「うん、こんなとこにほくろがあるん、へえぇ」
「ああん、恥ずかしいです、ああ、ああん・・・」
わたしの太腿のつけ根に、ちいさなほくろがあって、それを発見して、驚いたようにおっしゃったんです。

「うんうん、裕子のからだの点検からはじめようね、感度も測定したいし、ねぇ」
ああ、わたし、手を閉じられない姿にされて、足を開かされていきます。まるで大の字にされてしまって、大野木さんは、わたしを点検するのです。わたし、恥ずかしい気持ちで、顔を赤らめてしまって、ぽ〜っとなってしまって、気が遠くなってしまいそうです。
「ううん、裕子のおっぱいの、うんうん、弾力あるねえ、ぷりぷりだねぇ・・・」
大野木さんは、そんなことをつぶやきながら、わたしのおっぱいを手で包み、ぎゅっと握って、その弾力を確かめてきます。
「ねえ、裕子、昂奮してくると、このおっぱいが、びんびんに張るんだよね!」
「ああん、そんなこと知りません、ああ、知りません・・・」
「昂奮してくるとね、おっぱいだけじゃないぞ、裕子のからだじゅうがね、膨れたりすぼんだりしてくるんだよ、経験してみようね!」
大野木さんは、わたしにとってえっちぃな、恥ずかしいことばっかりおっしゃって、わたしを赤面させて、にたにた笑っているようにもみえます。

     

大の字になったわたしの足元へ、大野木さんがあぐらをかいて座り込みます。ちょうどわたしの陰毛が、大野木さんのお顔の前にあります。
「どれどれ、裕子の秘密の処、うんうん、ちょっと暗いねぇ」
ああん、大野木さん、電気スタンドを床に置き、わたしを照らしあげるようにして、ああ、お股を明るくして、ごらんになるのです。
「ほほう、裕子のお股、これ、陰唇だろ、それに、クリを、どこかなぁ・・・」
ああん、大野木さん、わたしのお股を覗き込み、指先で、ワレメを開くようにして、指を挿し込み、陰毛の方へ動かしてきて、ああ、敏感なお豆、クリトリスを、剥いてしまわれるぅううっ。
「ああ、ああん、あかん、そこ触っちゃ、ああん、あかん、あかん・・・」
「ふふ、裕子、感じるんやろ、感じてるんやね!」

大野木さん、わたしの声で、昂奮なさったのか、顔をお股に埋めてこられて、ああ、わたしのクリのまわりを、ああん、唇にはさみこんで、舌先で、ああ、あ、クリを刺激してくるんです。
「ああん、あかん、あかんってばぁ、ああん、きつい、ああ、だめぇ」
わたしの声が、悲鳴のようになっているのを、大野木さんは、そ知らぬ顔で、なおもお股に顔を押しつけて、唇と舌先で、くちゅくちゅ、じゅるじゅる、ああ、わたし、刺激されて、電気を流されたように、ピリピリ感じ出してきて、ああ、拡げた手首が、ああ、手をぐっと握り締めて、わたし、お尻を振って、逃れようとしているのです。
「いいね、裕子、いいね・・・」
時折、お顔を持ち上げて、わたしの顔をごらんになって、確かめるようにして、また、お股に顔を埋めていかれるのです。わたし、ああ、拒否はしませんけど、ああ、うずうずしてきて、ちょっと昂ぶってきています。

-7-

わたし、立ったままで、足を開かされて、真下から舌と唇で、ぐじゅぐじゅされて、ぺろぺろされて、ああん、横棒に手を拡げて括られたまま、大野木さんに可愛がられています。
「はぁああん、だめ、ああん、だめってばぁ、ああ、ああっ・・・」
お尻を撫ぜまわされ、太腿を撫ぜられ、陰毛をじょりじょり触られながら、唇と舌先で、真ん中をぐじゅぐじゅされているんです。
「いいねえ、いい、いいからだやねぇ、裕子のお尻は、ほれ、ぽたぽただねぇ」
「はぁああん、ああん、だめ、だめってばぁ・・・」
大野木さんは、手をあげて、おっぱいを掴んできます。抵抗できない、身動きできないわたしです。ああ、大野木さん、許して、許してください、わたしは、心の中で叫ぶようにいいますけれど、声には出せないまま、大野木さんに従っているんです。

じゅるじゅると唇と舌先でさんざんおねぶりさてたあと、大野木さんが手に持ったのはバイブレーターでした。
「いいね裕子、これをね、ここへね、埋め込んであげたいんだけど、ね」
「ああん、そんなの、ああん、こんなかっこうで、ああ、ああん・・・」
わたしはちょっと怖くなってきていました。SMって、お写真で見たことあるし、多少の興味もありました。けれど、手を棒に拡げて括られて、立たされてしまって身動き取れないのに、バイブを入れられたらと思うと、怖い気持ちが襲ってきたんです。
「裕子がね、美しくなるためにはね、ふふ、トレーニングが必要だから・・・」
ああ、大野木さん、ピンクのバイブの根元に二本の紐を真ん中にして括っています。

     

バイブの根元に巻いた紐二本ずつに、バイブから10cmほどで結び目をつくって、ああ、それから、大野木さんは、バイブの頭を、わたしのお股にあてがってきました。わたし、さっき大野木さんに刺激されているから、もうぐじゅぐじゅな感じがして、きっとチツのなかは濡れてしまっているんです。
「じゃあね、裕子、入れてあげるから、いいね!」
「ああ、ああん、あああん・・・」
大野木さんがしゃがみ込み、バイブの頭をチツ口へぎゅっとねじ込むようにして、ぶすっと入れられます。頭だけが挿入されて、いったん抜かれて、そうしてまた、ぶすっと挿し込みだします。
「ほうれ、ね、裕子、だんだん、奥まで入っていくでしょ!」
「はぁあああ、はぁああ、だめ、ああん、だめ、だめぇ・・・」
なんども入れては抜いて、そうしてバイブを奥まで入れてしまわれたんです。

大野木さんは、バイブの根元につけた紐を前に二本、後ろへ二本まわされて、にパンティを穿かせるようにして、そのままぐいっと紐を引上げられたんです。
「ああ、ああん、だめ、ああ、奥が、ああ、奥が・・・」
わたし、チツの奥まできっちり埋め込まれた圧迫感で、ああ、それを快感というのなら、ああ、快感、言い知れないどろどろな感じがしてきて、悲鳴のような喜悦のこえを出してしまったのです。
「きっちり括っておくから、ね、抜けないように、ねっ」
ああ、大野木さんは、引上げた紐をわたしの腰で左右に分けて、横で括ってしまうのです。紐パンティ。ああん、紐で作ったTバック。お股にバイブがついた紐パンティです。大野木さんは、わたしにそれを装填し終わると、わたしの前に置いた肘掛椅子にお座りになって、じっとわたしを見つめられています。

-8-

わたし、はだかにされて大の字になっています。2mの横棒に手を拡げさせられて括られて、バイブを埋め込まれて、紐パンティを穿かされて、わたし、恥ずかしくって、泣きそうになって、崩れていきそうになっています。
「ふうぅん、裕子って、こうして見ると、ええ女の子やねぇ・・・」
大野木さんは、わたしの前の肱掛椅子に座り、足組みをして、パイプの煙草に火をつけて、ゆっくり白い息をはきながら、わたしの姿を見つめて、おしゃるのです。
<ああん、なんで、ああ、なんでこんなんするん・・・>
わたし、じっと見られて、恥ずかしくってたまらなくなって、俯いてしまって、そうして心の中で呟いています。
「裕子、いいしてる、さすが二十歳、ぷりぷりだね・・・」
<ああん、大野木さん、そんなことゆわんといて、わたし、恥ずかしいの、そんなことゆわんといて・・・>
大野木さんの言葉に、わたし、どうしたらいいのかわからない。心の中で呟いても、言葉に出して何もいえない。

竹薮が見える窓のが閉じられ、アトリエの真ん中で天井から吊るされた2mの横棒に、わたし、手を拡げさせられて括られているのです。手で何処も隠すことができなくて、胸を張るような格好で、大野木さんの目の前に置かれているんです。それに、ああ、わたしのお股のわれめの中に、バイブレーターが挿入されて、それが抜け落ちないようにと、根元を紐で巻かれていて、その紐でパンティを穿いた格好にされているんです。
「はぁ、あ、あ、はぁあ〜ああっ・・・」
大野木さんは、パイプをくわえたまま立ち上がり、わたしのおっぱいを触りだします。
「ふふ、裕子、こっからやってあげよう、ね!」
ああ、わたしのおっぱいへ、大野木さんの左手が、小指の側が、おっぱいのすそから持ち上げるようにして、揺すり始められたのです。
「ほれ、裕子、ぷりんぷりん、おっぱいだ、どう、気持ちいいかい?!」
「はぁあん、ああっ、ああっ、あかん、そんなん、ああ、だめ・・・」
わたしは、大野木さんの手を払いのけようと思うのだけれど、手が、手が拡げて括られていて、どうすることもできない。

     

「ねえ、裕子、時間たっぷりかけて、いいかね、ゆっくり逝かせてあげるからねぇ、楽しみにしてなさい、ふふっ」
ああ、わたし、大野木さんにからだを許してしまって、それでいい気持にしてもらって、お給金までもらってるから、るんるんな気持ちだったけど、今夜のわたしは、怖がっています。初めて括られてしまって、弄られていく羞恥と、快感のような痛みのような、それへの怖さだと思います。
「あああ、ああん、どうして、こんなこと、するん・・・」
「どうしてって、男と女だろ、だから、さ!」
「ああ、わたし、こわい、こわい・・・」
「しんぱいするなって、裕子、きっと好きになるよ、こんなことしてもらうの・・・」
そうゆわれれば、わたし、密かに、何かを期待しているような、どろどろの渦巻きのような感情がないわけではありませんでした。

大野木さんは、バイブ付き紐パンティを穿かせたまま、わたしの広げた胸、ふたつのおっぱいを揺すったり揉んだりしながら、乳首をつまんでしまいます。
「ああっ、ああん、ああ、ああっ・・・」
乳首をつままれて、わたし、ピリピリって、電気を流されたような刺激を感じて、おもわず声をだしてしまいます。
「じっくり、裕子、濡らしていくんだよ、いいかね、ゆっくりでいいから、ね!」
大の字にされて、バイブを埋め込まれて、そうしておっぱいを触られ揉まれているわたし。じわじわと、からだのなかが感じ出してきているのを知ります。
<ああ、大野木さん、わたし、わたし、ああ、だめ、ああ、だめ・・・>
明るいアトリエの天井の電気が消され、スポットライトに切り替えられて、ビデオカメラの三脚がわたしの正面に置かれていくのでした。

-9-

「今日からね、裕子はボクの愛する牝ちゃんだぞ、いいね!」
ああ、大野木さんのおっしゃってることが、よくわかりません。
「裕子は、Mの資質があるから、ボクが開発してあげるよ、いいね!」
「はぁ、わたし、エムですか、ああ、エムって、ああ、わたしエム・・・」
大きな画面のテレビモニターに、わたしの恥ずかしい姿が映されています。磔刑のキリストさまのように、手を拡げて立たされています。ああ、腰に纏っているのは布じゃなくて、紐です。天井から、斜め上から、そうして下から光が当てられて、わたしの裸同然のからだが、浮かび上がっています。大野木さんは、ビデオをセットしおわると、わたしのうしろへ回りこみ、手を脇腹からおっぱいへとまわしてきて、ああ、わたしのおっぱいを手の平で包み込んで、もぐもぐと揉みだしてこられたのです。

「ほれ、裕子、顔をお上げ、可愛いお顔をあげるんだよ・・・」
ああん、大野木さん、わたしのおっぱいを揉みながら、顔をあげろとおっしゃって、わたし、ああん、悶えはじめてる表情の顔を、ビデオに収録しようとされている。
「はぁ、ああん、はぁああん、あっ、あっ、ああ〜ん」
おっぱいを揺すられ、揉まれて、乳首をつままれてしまって、わたし、バイブレーターを埋め込まれたところが、ぐじゅぐじゅになっていくような感じがしています。
「裕子、いいんだろ、気持ちいいんだろ、ふふ、まだ序の口だよ!」
大野木さん、わたしの耳元で、囁くようにおっしゃいます。わたし、暗示にかかっていくような、ああ、大野木さん、わたしを、もっといい気持にさせてください、って心のなかで呟いています。

     

「ほれ、裕子、おっぱいの先っちょ、ぷっと大きくなってきただろ!」
ああ、わたし、揉まれて乳首をつままれて、昂奮してきているんです。
「はぁあ、ああん、あああ〜ん」
「おめこのぐあいはいかがかな、ええ、裕子?」
ああ、大野木さん、わたしの耳朶を唇でつまんで、そうして呟くように、小さな声で、わたしに云います。わたしに、ああ、そんな卑猥なことばをおっしゃって、わたしへんな気持ちになってしまいます。
「ほれ、どうや、ここ、いい気持やろ!」
大野木さん、わたしのお股に埋め込んだバイブの根元を指に挟んで、前へ後ろへと動かしてきます。
「はぁあ、ああっ、ああっ、はぁあああ〜ん」
「ふふふっ、裕子、敏感なんやね、感じてるんやろ!」
ああ、わたし、ずきずき感じ出しています。チツのなか、埋め込んだバイブでぐりぐりされて、ああ、わたし、こらえ切れないくらい、ズキズキと感じています。

横に張った2mの棒に手首を拡げて括られて、ああ、そうして足先だけで立たされて、身動き取れないわたしを、大野木さんは、じわじわと責めてこられるのです。
「裕子、女の子はね、こうして美しくなっていくんだよ!」
ああ、こうゆう気持ちを快感とゆうのでしょう、わたし、括られて身動きできない格好にされて、ああ、うずうずずきずき、からだの奥から湧き出すように感じていくわたしを、自覚していきます。
「はぁああ〜ん、はぁああ〜ん、はぁあ、はぁあ、ああ〜!」
わたしは、大野木さんに初めて、こんなことをされて、からだが反応しだしているのです。通常のセックスではない、ああ、そんなんではない快感を、わたしは感じていくのです。

-10-

「ほれほれ、裕子、お顔が潤んできて、いい感じだよ!」
「はぁ、はぁああ、はぁああ〜ん」
「そろそろ、バイブでお遊びするかい?!」
「はぁ、ああ、ああん、はぁああ〜ん」
突き出た乳首を、指先で抓まれて、ぐりぐり揉まれて、あたし、おっぱいをピンピンに張らせて、ずきずきな気持ちで、ぽ〜っとなんてしまって、ああ、大野木さん、わたし、イってしまうぅうう。
「いいね、裕子、入れるよ、スイッチ!」
大野木さんは、そうでなくても悶え喘いでいるわたしを、紐パンティで固定したバイブレーターを動かすというのです。
「はぁ、はぁ、ああ、だめ、もう、ああ、ゆるして、ゆるしてください・・・」
わたしの許しごいなんて聞き入れられる筈もないけれど、わたし、神さまにすがりつく気持ちで、大野木さんに訴えます。

びゅびゆん、ブルブルン、ジジジジ〜、ああ、バイブレーターのスイッチが入れられて、わたしに、ぐぐっと迫ってくる快感の波、ああ、からだの芯を通って、ああ、頭のてっぺんがビビビビ〜っと振動してきて、耐えられない、崩れてしまいそうな快感に見舞われていきます。
「あああっ、あああ〜ん、ああ、ああっ、ああああ〜!」
わたしは、手を拡げきったまま、お尻をブルブル震わせて、ふとももをピクンピクン波打たせて、ああ、耐えられない快感、ぐちゅぐちゅになっいってしまう快感に、じゅるじゅると粘液を湧き出させていってしまいます。
「裕子、いいぞ、かわいいっ、その調子で、もっとよがれ、いいぞ!」
大野木さんの、囃し立てるような声が遠くの方で聴こえてきます。

     

わたしはひとりで悶え、あえぎ、呻いている。バイブレーターのスイッチを大野木さんがお持ちになって、わたしは、手を拡げて立ったままです。大野木さんはわたしの斜め前、正面のビデオカメラを遮らないように、そうしてわたしを触らないような距離で、ああ、わたし、顔をのぞけらせ、うなだらせ、ピンと張ってしまったおっぱいを、ぶるぶるっとふりながら、お股のバイブに責められているのです。
「ぅうう、わぁああ、わぁああ〜ああ〜ん!」
「いいぞ、裕子、嬉しいか、ええ、嬉しいんだろ!」
「わぁああ〜あああ〜だめ、あ、だめ、あああ〜!
スイッチが入れられて、わたしの声が大きくなって、呻くような声になり、こらえきれなくなったとき、大野木さんはスイッチをお切りになります。

わたし、もうずたずたになりながら、初めて味わうどろどろ快感に酔い出しているのです。バイブのスイッチが切られて、わたし、ふぅ〜っと雲が切れていくような、意識が少しはっきりして、とろんと大野木さんを見ています。
「ふふ、裕子、初体験、いいんだろ、うれしそうな顔してるねぇ」
小野木さん、わたしの顎を持ち上げて、うっとりしてるわたしに云います。
「ぅううぃ、はぁあ、はぁああ、ああ、大野木さん・・・」
「ふふ、うらめしいか、それとも、満足かい、ええ、裕子!」
アトリエの真ん中に吊るされた2m棒に、手を拡げて括られたまま、わたしは、大野木さんのおなぶりを、引き続け、まだまだ、気を失うまで、受けていくのです。

-11-

バイブレーターのスイッチが入れられて、わたしが悶え呻いて、逝きそうになるとスイッチが切られて、わたしのからだが鎮まります。
「はぁ、わたし、ああ、こわい、こわいです・・・」
わたし、もうこんなひどい目にあって、泣き出してしまいたい。大野木さんから、うらめしいか満足か、と聞かれて、わたし、気持ちが動揺してしまって、奈落の底へ崩れていくような、気持ちになってしまいます。
「裕子、いいねぇ、いいことしてもらって、嬉しいんやろ!」
「あああん、そんな、そんなこと、ああ、わたし・・・」
大野木さんは、にたにた笑みを浮かべて、裸のわたしを触ってきます。

「ほれ、おっぱい、プリプリになってる、わかるかい?」
そういいながら、拡げたわたしの胸、乳房を揺すり、乳首をつまんで、きゅっと揉んできます。
「はぁあ、ああ、やめて、ほ、し、い、ですぅうう・・・」
「ははっ、裕子、感じすぎて、やめてほしいって?!」
大野木さん、わたしをからかうように、わたしの顎を持ち上げておっしゃいます。そうして、ふたたび紐パンティのバイブのスイッチを入れられたのです。
「ああ。ああ、あああん、だめ、ああっ、だめ、ぇええ〜!」
じゅるじゅる、ズキズキ、びゅんびゅん、わたしのからだを貫くように襲ってくる刺激。わたしの中で、バイブがくねくねぶるぶる、蠢いているのです。わたしは、からだを揺すり、鳴き声を発してしまいます。

     

「ああ、うぅわぁああ、ああ、ああ〜!」
「ほれほれ、裕子、真っ赤になって、美しいねぇ、裕子!」
「ああ、いい、いく、いい、いくぅう、あ、ああっ、だめ、だめぇええ〜!」
わたしは、もう堪えきれなくなってきて、ああ、快感にのたうちまわされて、オーガズムの頂上めがけて、ああ、昇っていくぅうう。
「さあ、いいぞ、裕子、逝け、逝け、イってしまえ!」
「はぁああああ〜、ああああ〜〜ああああ〜〜!」
わたし、大きな叫びと同時に、オーガズムの頂上を極めてしまって、ぐったりとなってしまったのです。

わたし、しばらく気を失っていたんでしょうか。気がつくと手首を重ねて括られたまま、バイブつき紐パンティは外され、肱掛椅子にぐったりして、もたれかけされているのに気がつきました。
「はぁ、裕子、気がついたようやね、ええ、気持ちよかったんやろ」
大野木さんは、わたしの座った肱掛椅子の前のソファーに座ったまま、声をかけてきました。
「まあ、裕子、ちょっと休憩・・・」
そうおっしゃって、モニターのスイッチを入れられ、画面に現れてきたのは、今しがた撮られた、ああ、わたしの姿、声をあげて悶え呻いている大手を拡げて括られたわたしの姿が、映し出されているのでした。

-12-

現代美術のアトリエは、観客二人のミニシアターになりました。大きな液晶画面のテレビモニターが壁際にあります。アトリエの照明が落とされ、肱掛椅子に座ったわたしの正面に、ビデオに撮られたわたしが映し出されています。わたしは、びっくりしています。だって、恥ずかしい姿のわたし、正面から撮られて、わたし、怖いです。
「ああ、こんなの、見せないで、ああ、見たくないです・・・」
「なになに、裕子、見たくない?!」
手を広げて括られたわたし、お股に縦紐が渡されて、バイブレーターが挿しこまれているクローズアップ画面です。それに、アトリエいっぱいにあられもない声が、ああ、あたしの発していた声が響き渡っているのです。

「いいやろ、裕子、こうして記録してもらって、うれしいんと違うん?!」
「はぁ、ああん、恥ずかしい、こんなの見るのん、いやですぅ・・・」
わたし、テレビ画面を見ながら、その中に映された女の子が、わたし自身だとは信じられない。でも、テレビ画面のそのときの、わたしの気持ちを、わたしは思い出してしまう。
「あああ〜ん、あああ〜ん、ひぃいい、ひぃいい〜」
テレビの中の女の子は、裸にされて責められて、悦びの声をあげています。大野木さんに苛められて、バイブでグリグリされて、いい気持になって、ぐじょぐじょになっていったわたし。大野木さんに見られている恥ずかしさ。何重にも組み込まれて錯乱した、幻想のようなアトリエにいるわたし。わたし、まともな感覚を失っているのだと思います。

     

裸のまま、肱掛椅子に座らされ、手首を重ねて括られたわたし。テレビの音声が小さくなり、アトリエの照明がかなり明るくなりました。
「ねえ、裕子、ボクはね、裕子の映像を撮りたいんだ、いいだろ!」
「ええっ、どうしてですか、わたし、・・・恥ずかしいです・・・」
わたしは、大野木さんのおっしゃる言葉に驚いてしまったのです。大野木さんは、若いわたしの、わたしのための映像だとおっしゃったのです。二十歳の記念。わたし、成人式のときの記念写真を撮ってもらっているけど、ああ、大野木さんがおっしゃってるのは、そうゆうんではなくて、つまり、わたしが裸にされて、責められている映像のことです。わたしは、うん、それもいいかも・・・って答えてしまったんです。

「いいね、裕子、それじゃぁ、もう一度最初から、いいね、次のシーンを撮ろうかね!」
大野木さんは、ソファーから立ち上がり、肱掛椅子に座ったわたしの前にお立ちになりました。大野木さんがお持ちになったのはピンク地の着物でした。そのお着物をわたしが座った肘掛椅子を包むように被せられたのです。大野木さんが作務衣をお脱ぎになられます。
「ああ、大野木さん、それ、なに、ふんどし?!」
わたし、大野木さんが腰に巻かれた白い紐状になった布を見て、思わず聞いてしまったのです。
「裕子、よくわかったね、晒しの褌だ、どう、裕子、お嫌いか?!」
ああ、わたし、逞しい男の人の、姿だと思いました。すんなり姿の小野木さん、じっくり見ると筋肉質なおからだの大野木さんです。大野木さんは、好きか嫌いかとお尋ねになりながら、わたしの手首の紐をぐいっと持ち上げてしまわれるのでした。




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裕子のえっち体験





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