佳織の愛
 第一章-2-
 
12〜20  2007.2.9〜2007.2.20

     

-12-

わたしは半ば呆然としていました。連れ込まれたマンションのお部屋には、豪華な革張りのソファーセットが置かれて、調度品も映画に出てくるようなクラシックな感じです。男の人三人に囲まれて、わたし、急に怖くなってきました。村松は背凭れに手をひろげてソファーに座っています。わたしはOL通勤服のままです。呆然と立っていると、さっきクラウンを運転していた秀が、わたしに後ろから抱きついてきたのです。
「ああ、やめて、やめてください」
わたしは、咄嗟に身をちじめてしまい、やめて!っと叫んでしまったのです。わたしは、秀の抱きついてきた腕を振り切ろうとします。若い男の力で、わたしは抱きしめられて、身動きできないのです。

「じたばたするなよ、佳織」
孝がいいます。秀も孝も立ったままです。
「静かにしろよ、佳織、おまえその気できたんやろ!」
孝は、わたしの前に立っていいます。わたしは後ろから秀に抱きつかれ、孝に荒げた声で言われて、怯える気持ちになってしまったのです。
「やめて、やめてよぉ、やめてぇ〜!」
抱きつかれてスーツの襟元から手を入れられブラウスの上から胸を揺すられて、あたし秀の腕のなかでもがいているのです。女の本能です。いきなり手荒にされて、身構えてしまったのです。

     

「でっけえおっぱいしてますぜ、この子、たぷたぷやで」
「はは、そうか、そりゃええなぁ、見せてもらいがいあるねぁ」
「ほら、佳織、じたばたするなって、静かにしろ!」
「ああ、やめて、やめてよぉ」
「じたばたするなって、縛ってしまうぞ!」
孝が、秀の腕を払いのけようとしているわたしを、脅すようにして言います。わたしは、胸を揺すられ、怖くなってきて、泣きたい気持ちです。犯されてしまうんや、そう思うと、後悔の気持ちでいっぱいになるのです。
「秀、縛っちゃいな!」
孝が、わたしを抱きしめている秀に言います。村松は、ソファーに座ったままです。

わたしは、背中に手首を回され、孝に前から抱かれて、手首を合わせて縛られてしまったのです。そうして革張りの長ソファーに座らされてしまったのです。ガラスのテーブルを介して、正面に村松が座っています。わたし、紺のスーツを着たまま、手首を後ろで縛られ、静かにしていれば手荒なことはしないとなだめられて、少しは落ち着いてきました。
「その気で来たんやろから、その気になりなよ、ね、佳織さん」
正面に座った村松が、顔を床に向けているわたしに、優しい声で言うのです。
「ん、自分でお洋服を脱いでくれるんかなぁ」
ああ、わたし、三人の男に囲まれ、見られて、自分で服を脱げるかと言われて、どうしょ、どうしょと迷いがよぎってタジタジになっているのです。

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そりゃ自分で脱がれへんわなぁ、佳織ちゃん、初めてやもんなぁ」
ソファーに座らされたわたしを、正面から見ている村松がニタニタして言います。わたしは、恥ずかしくって、それに怖くって、俯いてしまってる。秀が応接間に続いているお部屋のドアを開けて、ああ、わたし、向うのお部屋を見てしまったのです。
「まあ、そのうち慣れて脱げるようにしてやるけど、今夜は、孝、脱がしてやりな」
村松の指示で、孝がわたしに迫ってきます。長いソファーにちょこっと座ったわたし。スカートはちょっとミニやから、ああ、太ももを半分くらい見せてしまっているんです。手首を後ろで縛られてしまって、わたし、孝の顔を見上げて、泣きたい気持ちに見舞われます。

「ふふ、可愛い顔やねぇ、佳織か、ええ名前やねぇ」
孝は、皮ジャンのままです。わたしの肩に手を置いて、スーツの首筋から胸元へおろしてきて、スーツを脱がそうとしてきたのです。
「ああっ、だめ、ああ、やめてぇ、おねがい、やめてぇ」
わたし、からだを揺すって、脱がされるのを防ごうとしてしまいます。
「じたばたせんでも、おとなしくしてろよ、裸になるのはおんなじなんやぜ!」
「ああ、やめて、やめてよぉ」
わたしは、泣き出しそうな声で叫んでしまいます。孝は、スーツの襟をぐっと開いて肩から降ろしてしまう。そうしてわたしは抱き上げられ、スカートを一気にめくられて、そのままソファーに降ろされました。

     

ストッキングとパンティをつけたまま、上着を剥がれブラウスのボタンをはずされて、わたしは男たちの前に、さらされてしまったのです。
「落合佳織、23歳、ほぉお、京都に住んでるんか、23かぁ」
秀がわたしのバックから免許証を取り出してしまって、わたしの素性を知ろうとしているのです。そのうえわたしの携帯を持って、それで写真を撮ってしまいます。
「ああ、やめてぇ、おねがいです、帰してください、おねがい」
わたしは、携帯でわたしの恥ずかしい姿を撮られて、恐怖のどん底に落とされた感じです。そうして、わたしの携帯でどこかへメールし、電話をかけているのです。

「セレモニーは終わった、佳織、ちょっと愉しもうや、ねぇ」
わたしは、犯されるって直感して、怖さでぶるぶる震えがきている。北村さんの笑っている顔が浮かび、わたしは、助けてよぉ〜!、っと心の中で叫んでしまう。孝が、わたしを抱くようにしてソファーからお尻をあげさせ、腰の背中からストッキングとパンティをお尻から抜いてしまいます。
「ああ、やめてぇ。だめ、ああ、かんにんしてぇ」
手首を後ろで縛られただけで、わたし、孝の手を払いのけることもできないのです。
「ふふ、佳織、膝を開け、淫らにふるまってみろ!」
上着が脱がされブラウスが開かれ、ブラがずらされ、おっぱいが露出させられてしまったわたし。、そうして腰のまわりを守るパンティとストッキングが、膝まで降ろされた格好にされてしまったのです。

-14-

「ええからだしとるなぁ、こりゃいけるぜ」
わたし、胸をひろげられ、パンティを膝まで降ろされてソファーに座っています。テーブルを介した村本が、わたしをなめまわすように見て、いいます。
「わたし、かえしてください、かえしてぇ」
村本の視線をあびて、わたし、悲痛な気持ちです。見られてる。北村さんだけに見せたわたしのからだを、見ず知らずの男三人に見られてる。わたしは、誘拐されてきたんだと思った。殺されるかも知れないと思った。わたしは、恐怖にさらされているのです。
「まあ、静かにしなよ、乱暴なことはしやへん、ちょっと遊ぶだけや」
応接間の向うの部屋のドアが開かれていて、ベッドが見えます。わたしは、犯される、男たちに犯されると思ったのです。

わたしは、ソファーから立たされました。孝が縛った手首をしっかり握り、孝のからだに引き寄せられているのです。
「おお、立った姿もいいねぇ、ボディラインがいいねぇ」
村本の頭の向うの大きな透明ガラス窓から、深夜の街の明かりが見えます。高級マンションの十二階、わたしは道頓堀で、孝の誘惑にゆらめいたことを、後悔しています。
「おっぱいも魅力、おけ毛も黒々、ウエストラインも細くていい、佳織を辱部屋へつれていけ」
わたしは手を後ろにまわされて、着衣のまま胸をはだかれ、パンティとストッキングを膝まで降ろされたまま、辱部屋といわれたドアの向うへとつれていかれたのです。

     

     
半裸のまま抵抗するわたしを、孝に後ろから押されて、辱部屋へつれていかれて、ハッと驚きました。恥ずかしいお道具が、いくつも床に置かれているのです。大きなベッドが辱部屋の大きな窓寄りに置かれていて、その壁際にはXに組まれた角材があり、背の高さより高い鉄棒があり、透明のお馬があり、ああ、それに検診台。天井に組まれた鉄パイプからはいくつもの滑車がぶら下っているのです。ビデオカメラが三台あり、照明設備があり、ガラス張りのボックスがあります。
「佳織、見えるやろ、吃驚してるんかい、辱部屋ってゆうんだ、この部屋」
「ああ、なんで、こんなとこへ連れてこられたんやろ、ああ、わたし・・・」
「そうだよ、佳織はね、ここでたっぷりよろこぶんだよ」
「ああ、なんてことを・・・、ああん、わたし・・・」
わたしは、恐怖というより空しさの感情に満ち溢れてきて、惨めな思いに打ちのめされていました。

わたしを辱部屋に連れ込んで、孝は手首を縛られ半裸のわたしだけを残して、辱部屋を出ていったのです。ひろい辱部屋といわれた空間。壁も天井も焦げ茶色、床は真っ赤な絨毯が敷きつめられています。大きなガラス窓から下界が見えて、窓の反対がわには二人掛けのミニサイズソファーを置いたボックスが五つ並んでいるのです。
<ああ、わたし、どうしょ、へんなとこ連れ込まれて、どうしょ>
わたしは、辱部屋を一巡みまわし、まるで夢の中を彷徨っているような感じがしてきて、怖さと惨めさお気持ちが沸々とわきでてきて、泣きだしてしまったのです。真夜中の高級マンションの十二階。わたしは、ここで犯される。

-15-

辱部屋に連れ込まれたわたしは、赤い絨毯に横座りで肩を落とし、哀しい気持ちに見舞われていました。まったく物音がしない静かな辱部屋。身動きすると、わたしの衣擦れるカサカサという音が聞こえます。辱部屋はお風呂の匂いがします。甘いミルクの匂い。わたしは呆然と、真っ赤な絨毯を見ていました。人の気配がして、わたしはハッと気がつき、われにかえります。
「佳織、どうやねん、住み心地よさそうやろ」
孝と秀が辱部屋に入ってきて、わたしに問いかけます。わたしは、服はつけたまま、上着とブラウスとブラのボタンがはずされストッキングとパンティが膝まで降ろされたまま、乱れて、恥ずかしい気持ちです。
「さあ、ちょっと佳織の感度測定を、ね、するんだよ」
孝が、わたしの傍にしゃがみこみ、後ろの手首の縄を解きます。そうして前で縛られなおし、そのまま立たされて壁際の鉄棒へと連れられ、手首を頭の少しうえに置く格好で、頭上の鉄棒に括られてしまったのです。

「ああ、やめて、やめてください、ああ、やめてください・・・」
秀が膝にあったストッキングとパンティを、足首まで降ろして、抜き取りにかかってきて、わたしは、脱がさないでと叫んでしまいます。
「すっぽんにはせえへん、安心しな、佳織、まあ、いっぽん抜かせてもらうけどね」
孝がわたしの前に立って、顎を持ち上げて言います。黒いシャツ一枚になった孝を、わたしは、気が動転するなかで、男っぽいと感じているのです。
「村松師匠が、佳織を点検されるから、待ってろよ」
孝がいい、秀は無言のまま、少し時間をおいて、村松が辱部屋に入ってきたのです。
「おお、いい眺めだ、可愛いねぇ、いい顔してるねぇ、佳織!」
黒いセーターを着た村松が、わたしをじっと見据えていうので、あたしは怖くなって身をちじめてしまいます。でも、手を頭の上に括られて、からだを隠すことができない。

     

村松の手が伸ばされてきて、わたしは恐怖の旋律に怯えています。
「怖がることはない、佳織、触ってやるだけだ」
村松がわたしを触ってきます。村松はわたしの両肩に手を置いて、そのままおっぱいのうえまで降ろしてきて、おっぱいを手の平で包んで、ゆさゆさと揺すりだします。
「ああ、やめて、やめてください、ああ、おねがいです!」
わたしは、恥ずかしい格好です。初めて顔を合わせた男にからだを触られる屈辱。
「ふう、いい、かたくてたっぷり肉がある、いい乳房だ、男が喜ぶ、佳織、いいからだだよ!」
手で包まれて揺すられたあと、おっぱいを裾から持ち上げるようにして、ゆさゆさ揺すってきます。

「ぷりぷりやねぇ、ふふ、そのうち乳首が突ってくる、そうだね、佳織!」
ああ、わたし、手をほどこうともがいてしまいます。屈辱。ああ、わたし、北村さんしか触ったことがないわたしのからだを、見知らぬ男に触られている。
「ううっ、ああ、やめて、やめてぇ〜!」
腰に手を置かれて、ぎゅっと絞られてきて、骨盤のまわりを触られて、それからお尻を撫ぜられてきて、からだを震わせて大きな声で叫んでしまったのです。
「二十三のOL嬢か、落合佳織、ええ玉やぜ、こいつ」
お尻から太ももへ、お尻の肉づきと太ももの肉づき、弾力を確かめるように、撫ぜたり揉んだりしてくる村松に、屈辱の気持ちとともに、そのときはまだ、激しい嫌悪を感じていたのです。

-16-

「足を開いてごらん、佳織」
村松は、わたしの全身を触って撫ぜたあと、足を広げろと言うのです。鉄棒に括られた手首を結わえられているわたし。裸同然のわたし。腰からしたは何も着けていないわたし。
「ああ、ゆるしてください、おねがい、ゆるして・・・」
わたしは、恥ずかしさと恐怖に、泣き出してしまう寸前です。男三人に鉄棒のまわりを囲まれて、わたしは無残な姿をさらけ出しているのです。
「からだは抜群にええ、そやけどなぁ、女はおめこの感度やで、わかるか佳織!」
村松が、わたしの太もものつけ根を、手の平で広げてきます。わたしは、膝をぎゅっと閉じたまま、手を入れさせないように抵抗します。

「秀、佳織の足を留めてやりな」
村松が、背後にいる秀に指示したのです。
「ああ、なにするの、ああ、やめて、やめて、ああ、やめて!」
秀が、わたしの後ろから、左足首を持って鉄棒の支柱へと引き開き、鎖に繋がれた革枷を、わたしの足首に巻いてしまわれ、そうして右の足首が引き開かれ、革枷に繋がれてしまったのです。
「ほれ、佳織、どうだ、手も広げるかね!」
わたしは、村松の羞恥きわまるやり方に、恥ずかしさでいっぱいです。頭の上の手首の縄を解かれ、そうしてバンザイをする格好で、手首に革枷をはめられ、左右に広げられてしまったのです。

     

「ああ、ゆるしてください、乱暴なことしないでください、ああ、おねがい、ゆるしてください」
わたしは、もう目がクラクラしています。頭の中が真っ白です。むごい格好にされて、わたし、恐怖におののいています。ああ、だれか助けてほしい!ああ、助けてぇ!わたしは、真夜中の辱部屋で、男三人に弄られているのです。
「ははっ、佳織、顔が真っ赤だよ、いい格好で、うれしいんやろ、嬉しいですと言ってみろ!」
横から、孝が言います。村松が、わたしの前に立っています。秀が少し離れて横に立っています。
「ああ、やめて、やめてください!」
孝が、肩したまである髪の毛を、首後ろで握って引き降ろし、わたしの顔を上向かせます。

「なぁ、佳織、お前のこのおめこ感度を、確かめるだけや、今夜はそれだけや、怖がることはないよ!」
村松は、秀がさし置いたお風呂の椅子に腰掛けて、わたしを見上げる格好で言うのです。手を広げ、足を開いて身動き取れないわたしを、村松が感度を確かめるというのです。
「女は、縛られてなんぼ、男を喜ばせてなんぼ、そうなんやで佳織」
ああ、村松の手が、わたしのお股を触りだしてきたんです。わたしは、触らせまいと、もがきだします。無駄な抵抗だとわかっていても、お尻を引っ込め太ももに力をこめてしまうのです。

-17-

両手両足に革枷をはめられて大の字に広がったわたしを、村松が触ってきて、お股の真ん中を、触りだしてきて、陰毛を撫ぜ上げてきます。
「おめこの色は肌色に近い、陰毛は黒々、ほう、陰唇はぽっちゃりや、いいねぇ、佳織!」
村松が見上げるようにして、わたしのことを言います。わたしは、足を閉じることができない。触られて、弄られて、わたしは屈辱です。
「ああん、やめて、触るのやめてぇ」
髪の毛を後ろに引かれて、わたしは仰向いています。孝に髪の毛をつかまれたまま、お尻を膝でぐっと押されてしまって、わたし、前へ弓なりになってしまう。

「佳織、ええやろ、ほんとは好きなんやろ!」
「ああ、そんなん、好きちゃうぅ・・・」
「まあ、女はエムや、佳織もエムや、そうやろ!」
村松が、反り返ったわたしの真ん中を、開けて覗いてきます。
「クリを剥いてやるよ、ふふ、どんな色した豆かなぁ」
「ああ、ああん、やめてください、おねがい、やめてぇ」
わたしは、からだを反り返らせたまま、泣き叫んでしまいます。
「そんなに大きな声だすな、猿轡かますぞ!」
孝が、後ろから脅すよな声で、わたしに言います。わたしは、もう半泣き状態、大の字にされてしまって抵抗しているのです。

     

わたしの声が止まないので、孝が猿轡をかましてしまいます。口のなかにわたしが穿いていたパンティを押し込まれて、わたしは息が詰まりそうになってしまったのです。そうしてパンストを紐にして唇の間にかまされてしまったのです。
「うう、ううう、ううううっ」
わたしは、目から涙がぽろぽろこぼれ落ちだして、悲しい気持ちをぐっとこらえています。
「なぁ、佳織、抵抗しても無駄だよ、おとなしくしろ!」
反り返っていたからだを、お尻を突き出す格好にされてしまうわたし。広げたお股のなかを、村松の指が入れられてきて、わたしの濡れ具合を確認しだすのです。

「やっぱり若い女や、なんやかやゆうても、濡れてるわな」
わたしは、指を挿しいれられて、わけのわからない感じがしてきます。からだの中をぐいぐりなぶられる感じは、涙にむせぶわたしを、複雑な気持ちにさせてきます。
「うう、ううっ、ううううっ」
おっぱいを揺すられながら先っちょをつままれ、チツの中へ指を入れられてぐりぐりされて、わたしは、涙とともに咽ぶ声をあげているのです。
「このまま、本番やって、確かめましょうか師匠!」
「そうやなぁ、孝、やってやれ!」
鉄棒が少し降ろされて、わたしは、手と足を広げたまま、パンティとストッキングの猿轡を咬まされたまま、お尻をぐっと突き出す格好にされてしまったのです。

-18-

わたしは犯される、頭の中を恐怖が駆け巡ります。男三人がいる辱部屋で、全裸に近い姿にされて、手と足を広げ、猿轡をかまされ、わたしは犯される。
「佳織、バックは経験あるんやろ、ヒイヒイなけよ!」
真っ赤な絨毯が目に入ります。わたしは、うしろにいる孝の姿が見えない。椅子に座った村松と目の前に立っている秀の姿が見えるだけです。
「ううっ、ううううっ」
わたしは、悲しみと恐怖で、泣き出してしまう。
「ぐぐっと呑みこめよ、からだ、ヒイヒイゆわしたるぜ!」
足首を広げたまま、前のめりになったわたしの腰を、孝が手ではさみます。お尻を撫ぜられ、お股を撫ぜてきます。手を鉄棒に広げたままのわたし。秀が顎をもちあげ、顔を正面へ向かせます。

「ううううっ、ううっ、ううううっ」
ぶすぶすっと孝のペニスを挿しこまれてきて、わたしは、声を出すこともできないまま、快感のようなそうでないような感触に呻いてしまう。
「おお、佳織、よう締まってるぜ、半処女やな!」
わたしは腰を持たれたまま、ぶすん、ぶすんと硬い棒になったペニスを挿しこまれて抜かれ、挿しこまれて抜かれ、得体のしれないじゅるじゅるが、からだのなかを駆け巡ってくるのです。
「ほお、なかなか感度ええ、ええ表情や!」
村松が悲痛に満ちたわたしの顔を見ているのです。秀に顔をあげさせらて、おっぱいをつままれているわたし。

     

秀がわたしの猿轡、ストッキングを解き、口の中のパンティを抜いたので、わたしは楽になりました。そうして、わたしは孝のペニスで、バックからゆっくり抜かれて、ドスンと一気に挿しこまれ、ぐりぐりっとかき回され、そのたんびにわたしは、ううう、わぁああ、あああ〜!っと声を張り上げて呻き泣くのでした。
「濡れてとろとろになってきたぜ佳織、そやのに締めつけるねぇ!」
「わぁあ〜ん、はぁああ〜ん、あああ〜ん」
わたしは、感じたらあかんと、必死になってこらえているつもりです。屈辱のなかで、わたしは、見世物になって、犯されているのです。
「佳織をイかせてやれ、感度良好、いい玉やぜ!」
村松が孝に、わたしのからだにとどめを刺せというのです。

わたしは、犯されている屈辱と得体のしれない快感で、頭のなかは真っ白。孝がぶすぶすと挿しこんでくるペニスで、からだのなかが壊れていきます。
「ほら、いけ、佳織、いけいけ、アクメへいけぇ〜!」
「ひぃいいい、いいい〜ひぃいいいいい〜いい、いい〜!」
わたしは、ついに自制心を失い、オーガズムを迎えてしまったのです。
「佳織、蜜がぽたぽた、よう締めてくれて、ええ感度やぜ!」
ぐったり、わたしは手を広げて上げたまま、足の力が抜けてしまって、半ば吊られた格好のまま、意識朦朧となっているのでした。革枷が取られて、わたしは抱きかかえられ、そうしてベッドに寝かされました。わたしは、悲しくて、心細くて、涙が止まりません。

-19-

涙に咽ぶベッドのわたし。素っ裸になった秀がベッドにあがってきました。
「佳織ちゃん、こんどはぼくが可愛がってあげる、おいしそうだもんね」
わたしは、秀の姿を見て、恐怖と屈辱と羞恥が入り混じった感情に満たされてきました。
「ねえ、佳織ちゃん、泣かんでもええねん、いい気持ちにさせてあげるから、いい子にしてたらええねんよ」
わたしのそばに座った裸の秀。わたしは胸に腕を伏せて置き、身を縮めて泣くのをこらえていました。
「ぼくがね、佳織ちゃんのお相手するの、よろしくね」
秀は女言葉で、わたしにやさしくいいます。わたしは、少し安心した気分になります。

秀がわたしを愛撫しはじめて、わたしは、抵抗しても無駄だとおもい、秀のなすがままになろうと思っていました。それに拘束されたままの荒々しいバック責めで、へとへとになっていたのです。
「ううん、可愛い子、佳織ちゃん、可愛いねぇ」
首筋からおっぱいをまさぐりだされて、腰を愛撫され、顔を撫ぜられ、太ももを愛撫されていくわたし。わたしは、無言で秀の愛撫を受け入れていました。
「30分、いいよねぇ、佳織ちゃん、ぼく、30分間できるんよ」
村松と孝は、辱部屋の隅にあるガラス張りのボックスへ入っています。気がつくと、ビデオカメラが、三台、ベッドの壁面が大きな鏡になっています。

     

ベッドのうえでわたしは秀に犯される。いいえ、わたしはもう観念していたし、秀の優しそうな感じに、からだを許してしまう気持ちにもなっていました。
「じゃあね、佳織ちゃん、入れて30分、いいよねぇ」
秀がわたしの太ももを割り広げて、立膝にさせてしまいます。開いた太ももの間に秀が座り、そのままわたしにかぶさってきます。
「ぐっとひと突き、入れてあげるから、ね」
秀がそういった瞬間、わたしは、うううっと小さな声を洩らしてしまいました。秀がペニスをぐっと挿入してしまったのです。
「おお、締まる、佳織のおめこぬれぬれ、それにぎしぎしって、よう締まる器や」
秀は、わたしの上にかぶさったまま、腰を前後にうごかし、ペニスを挿しこみ引き抜き、ゆっくり、ぐっと挿しこみ、じゅるっと抜きます。

おっぱいをローリングされ、裾から絞られ、わたしは手をバンザイしたまま、広げて立膝のまま、秀のペニスでからだの中をえぐられている。
「はぁ、ああっ、はぁ、ああっ、はぁ、ああ〜!」
わたしは泣き声とも咽び呻きともつかない息声を洩らしだしているのでした。北村補佐の感触とはちがう、孝ともちがう、やわらかい感触がわたしを満たしていきます。じゅるじゅると恥蜜を汲みだしてしまうわたし。しばらく仰向いたままで挿入されて、わたしが喘ぎ呻いていくなかで、わたしは四つん這いにさせられ、後ろから挿入されてしまいます。
「鏡をみてごらん、佳織ちゃんの可愛い姿が映っているよ!」
秀はそのようにいいながら、わたしの腕を持ち上げ、肩に手を置いて、からだを鏡に向けさせるのでした。

-20-

後ろから秀のペニスが挿入されたまま、からだをねじられ、鏡に映されたわたしのすがたを見てしまいます。
<ああ、わたし、わたしが映ってる・・・>
素っ裸になったわたし、秀にバックから挿入されているわたし。わたしは恥ずかしいというよりも、自分のあられもない裸姿を鏡で見て、なかば陶酔している。秀が、わたしの上半身を鏡に映したまま、後ろからペニスをぐっと挿しこみ、じゅるっと抜いていきます。わたしは、挿しこまれるたびに、ずきずき、づんづんの刺激に、声を上げてしまいます。いい気持ち。犯されているのに、そのことを忘れてしまっている。
「ほれ、佳織、ピストン早めるぞ!」
そう言うなり、秀の抜き挿しスピードがあがってきて、わたしはぐぐっとからだをのぞけらせ、歯をくいしばって、どすんどすんと突いてくる快感に呻き声をあげてしまうのでした。

「ぅぅうう、ぅうわぁああ〜わぁああ〜あっ、あっ、わぁああ〜!」
どんどん突かれて、イきそうになる寸前に、秀は抜き挿しを止め、わたしをベッドに仰向いて寝させます。そうしてわたしの膝を肩に担ぎ、そのまま勃起したペニスを、挿しこんでくるのです。わたしの肩に秀の手があり、足を担がれたまま、ぶすぶすと挿入されて、じゅるじゅるのお汁を滴らせているのです。
「イってもええんよ、佳織、何回イってもええんやぜ!」
「ああああ〜ああああ〜ああああ〜〜!」
たぶんまだ、秀の挿入をうけだして、そんなに時間は経っていないと思われます。わたしは、もう、からだが麻痺したみたいで、ズキズキ感じてしまって、秀の肩に足を預けたまま、オーガズムを迎えてしまったのです。

     

ベッドのうえで、秀に三回もアクメを迎えさせられて、わたしは開放されました。男三人の高級マンションに連れ込まれて、衣服を剥かれ大の字にされて村松の点検を受け、孝からバックでイかされて、秀から三度もイかされて、わたしはぐったり、へとへとになっていました。辱部屋でちょっとよれてしまった衣服を着けて、応接間に戻されました。すでに午前四時をまわっている時間でした。
「落合佳織、今日はこれで解放してやるよ、はは、けっこう歓んでたんやろ、今日は金曜日、夜にまたここへ来てもらう、いいね」
村松は、そのようにいい、わたしに茶色の事務封筒を差し出しました。
「バッグにしまっといてやるな、今夜のお礼だ」
孝がそう言い、わたしの黒い通勤バッグに入れてしまったのです。

わたしは、まだ夜明けまえの静けさのなか、クラウンで連れてこられた道を走り、淀屋橋で降ろされました。
「今夜七時だ、この場所で待ってろ」
クラウンのドアが開かれるまえに、孝が念を押すように、わたしに言いました。わたしは、無言のまま、孝の顔をみることもなく、クラウンから降りました。
<わたし、どうしたんやろ、どうしたらええのやろ・・・>
ようやく白く染まりだした東の空を見て、わたしは悲しさ、空しさ、悔しさ、いいえそんな言葉では言い表せない感情が、ひしひしと心に満ちてきていたのです。昨夜のできごとを、サンホテルでの北村さん、連れていかれたマンションでの男三人。わたしは明け方の淀屋橋のたもとで、放心したように立ち尽くしてしまったのです。










































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































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