愛の巣つくり
 めしべと秀雄くん

    

わたしの名はめしべ。彼の名は秀雄くん。彼と一緒にいるときって最高に幸せな感じなんだけど、彼って、ちょっと変な癖があるんです。
わたしのお尻をなめたり、足をなめたりするのです。ええ、もちろん、お乳の先も舐めるし、お股のワレメも舐めたりするんですけど、これは男の人だったら誰だってたぶんすることでしょ!だけど〜、ちょっと変でしょ?お尻とか、足なんて〜!

秀雄くんは秀才だと思う。ちょっと神経質でデリケートなところもあるけれど、わたしに優しい、わたしに首ったけ、彼、わたしに言うんです。めしべちゃんのいない生活なんてありえない〜なんてそんなこと言うんです。
わたし、秀雄くんのその言葉を信じようと思う。疑ったらきりがないから、たとえ秀雄くんの目的が、わたしの身体を欲しい〜んだとしても、そこには愛がある。愛があるからいいじゃないですか〜。

     

彼、秀雄くんと知り合って半年になります。去年の秋に大学の合コンで知り合って、それから今年になって大分近い関係になったのです。つい最近のことなんですが、一緒に棲もうなんていいだしたんです、彼。わたしを愛してるから、愛してる人と一緒にいたい!って言うんです。
考えてみたら、その方が経済的にも安くつくかも知れないんです。

秀雄くんの、お尻とか足を舐める癖を発見したのは、1ヶ月くらい前のこと、ええ、ディープキッスして、それから、あの日はホテルへ行ったんです。わたしのこと愛してるって言うし、わたしも秀雄くんを愛してるって思ってるから、だったらいいでしょ〜!ホテルへいっちゃったんです。坂の上のホテル。可愛いちっちゃなホテルだったけど、ラブホテル。
そこで秀雄くん、わたしのお尻と足の先を舐めだしたんです。

それって前戯の部類だっていうことなんですが〜やっぱり変ですよね?!
その日は、秀雄くん、3回も出しちゃったんです。最初は、すぐに出しちゃって、2回目は少し持ったけれど〜わたしがいい気持になる前にいっちゃったんです。それで、3回目の挑戦で、そのときに、わたしのお尻とか足の指を舐めた。わたしを女王様にしてくれて、そうして可愛がってあげるんだ〜って言ってね、けっきょくその日は、わたし3回目の最後に逝かされてしまったんですけど〜ね。

それから週に1回か2回、秀雄くんと会うんですけれど、そのたびにわたしの身体が欲しい〜って言って、ホテルへ行ったんです。
実は、今日は彼がわたしの部屋へやってくるんです。もうホテルへは行かない、わたしの部屋でセックスするんです。

秀雄くんのテクニックって、ぎこちないんですけれど、わたしをいっしょうけんめい可愛がってくれるので、うれしいです。それに秀雄くん、かれのペニス、実は皮を被ってるんです。でも頭のところ、簡単に剥けちゃうから、その頭、亀頭ってところをお口で吸ってあげたり、舐めてあげたりすると喜ぶんです。

     

秀雄くん、わたしの身体をなめまわしますけど、いちばん好きなところは、やっぱり、お股の間にあるビラビラとワレメなんです。わたし、ここを舐められると、感じちゃう、でも、それって入り口だけしか入らないから、そうされると奥の方がムズムズ、じれったい〜って感じ。やっぱり奥までおちんちんが入ってきて、壁を突いてくれてるときが、いいです。

壁を突かれてるときの気持って、もうなんともいえない気分になっちゃうんです。からだの内部がズキンズキンと痺れるような衝撃が走りまわります。

秀雄くんにわたしをあげる。わたしの全てをあげる。わたしの愛をあげたい!そんな思いなんです。秀雄くんのものわたしに欲しい。秀雄くんの全てが欲しい。秀雄くんの愛が欲しい!

わたしって我侭なんでしょうか?秀雄くんの身体が欲しい!って思ってる。だけど、そんなことゆう女の子って、いけませんよね。女の子はもっと控えるべきです、なんて教えられてます。そうですね、やっぱり男の子に優先権があるんかも知れないですね〜。

こないだの話です。秀雄くんとホテルへいったとき、もともと変態みたいなところがあるんですけど、わたしを縛りたいなんて言い出したんです。
わたしたちいつも3回やるんですけど、最初の一回目は、わたしが秀雄くんの上に跨ってあげて、どっちかいったらわたしが先にいきそ〜になっちゃって、無理やりに秀雄くんのスペルマを吸い取ったみたいな、ハア、そんな〜感じだったんです。

     

それで2回目になったとき、秀雄くん、わたしの首に紐をかけて、前に垂らして、そいでわたしの足を交叉させて縛ったんです。そりゃわたしだって、好奇心ってのがあったもんだからさ〜!なにも否定しなかった。そうしたら、そんな、ってどんな風かっていうと、首と足首が縛られてしまって、後ろへ倒そうと思うと、足まで一緒になって、足は上の方へですけど、あがってしまった。
そんな〜恥ずかしいじゃ〜ないですか。だって、お股開いたまま閉じられないんです。

わたしは女、男のひとみたいに股とじたままでは、できないんだから、そりゃ開きます。だけど、そのときって、必死になってるから、恥ずかしいと思うより、いい気持優先です。
でも、そこまでいってないときにそんな格好させられたんですよ〜、恥ずかしい!!
でも、いい気持になっていくにつれて、恥ずかしさもなくなっちゃったですけどね。

でも正直にゆうと、そのときとっても気持よかったんです。なんていえばいいのかな〜。そう自由にならなくって、秀雄くんに全てを任す〜みたいな、そんな感じで、股拡げられたまま、秀雄くんったら、おまんこを吸ってくれたりしたんですけど、やっぱり拡げて足上げて、おちんちんを入れてもらったとき、きゅ〜っと締まって、気持良かったでんです。もう病み付きになりそ〜ですけどね!

わたしのからだ、いつも思うんですけど、アニマルだ〜って!
だって、ねえ、ご飯たべて、セックスして、そうしていろいろと考えるのです。
お腹をふくらませて、ええ?赤ちゃんが?って?そうじゃなくて、ご飯をいっぱい食べて、お腹をふくらませて、ゆうことなんです。
そうして身体をつくる、お百姓することだって、食べてるから、できる。
お日様いっぱいの田んぼ、素足になって泥の中に足を入れて、もうブスブスと膝まで水に浸かって、泥で足がすくわれて身動き取れないほどめり込んでしまったんですが、気持よかった〜!
これって健康的、って云うんですね。

     

そしたらわたしって、いつも不健康的なことしてるのかしら、ね?
頭の中もう彼とのセクスのことでいっぱいになることがあるからです。
彼に抱かれて、いい気持になる、わたしはこれも健康だ〜!っておもうんですけど、ね。

身体、からだ、わたし、とっても不思議難です。
フウ〜判らないことがいっぱいあるんですけど、男と女。
それが田んぼに入って、泥に足を入れていたとき、判ったような気分になった。
身体が生きてる、生きてることは気分があること。気分って、気持いいってことです。
食べるもの作るときと子供を作るとき、これがわたしの欲求なんだ。
食べてるとき、このときが一番幸せ、満足を満たす。
身体を養ってあげる食べ物を食べてるときと、心の満足するセックス。
男のひとにおちんちん入れてもらってるって、このときも満たされるときなんです。
でもね〜わたし、このセックスって、大きな声でいえないんですね。そんあこと云ったらあきません!なんて云われてしまうんですね。
でも、大切なことだし、これからは、食べることとセックスのこととを、同じようにおしゃべりしたいな〜、なんて思っています。

     

めしべは秀雄とセックスするとき、いつも目を瞑ってしまう。膣に挿入されたペニスからの鈍い刺激を、身体中で感じるために目を瞑る。女が股を拡げると、真ん中にあるものが陰唇、そのなかに膣がある。膣の中は粘膜質の襞。この襞のなかでも一番感じるところがGスポット。めしべはこのGスポットを指で撫ぜられ、ペニスで擦られるとき、悲鳴に似た呻き声をあげてしまう。

秀雄はめしべのこの呻く声を聞きだすと、いっそう昂奮してしまう。どのように昂奮するのかといえば、めすべをメチャメチャにしてしまいたい衝動に駆られる。
「ぅううあ〜秀雄く〜ん!もっと〜奥へ入れて〜うぐう〜ああ〜!」
めしべの呻きは、盛りのついた牝猫。めしべの場合は、この盛りが毎日起こるのです。

ふだんは男の子にジロっと見られるだけで恥ずかしいのに、秀雄くんセックスしているときは、もう恥ずかしくない。股を開いて陰唇を握られ、膣に指が挿入されて、恥ずかしいどころか、もっと卑猥にお下劣に欲情いっぱいみなぎらせる。

卑猥に欲情を出しているときって、封印きられた札束のような新鮮な感じがするのです。日ごろ心の中に押し込めておいた欲望が一気に噴出してくるようなんです。
「ううあ〜もっと〜もっと〜もっとめしべをめちゃめちゃにして〜!」
めしべの呻き声に混じる言葉は、本音の言葉。いや〜エッチ〜やめて〜!なんて素面のときは云ってるけれど、心の中は好奇心。卑猥な下劣なことをして欲しい〜!そう思うのです、めしべの本音。

     

めしべと秀雄のカップルは、牝と牡になりきって、お互いに快楽をむさぼる。まあ、男と女が一緒にいれば当然のことが起こっているだけのことなんですが〜。どっちかとゆうと、めしべの方が積極的。

男はペニスの先だけ、女は全身、なんていうように、男と女の性感帯が違うものだから、そうして感じ方もね。入れるほうと入れられるほうがあって、女は、入れられるほう。入れ込まれるといえばいいんでしょうね。男の淡白さに比べたら、女の濃さは言い知れぬ。

まあ、めしべは女の子だから、普段は奥ゆかしく振舞ってキュートな感じを醸すのですが、いざセックスとなると、もう欲情が表へ出てきて始末に困るほどなのです。
秀雄のペニスを上から乗って、膣に挿入していくときって、肌が破れていく感じ。この挿入感がいい気持なのです。
女上位なんて云ってるけれど、めしべと秀雄、完全にめしべリードです。

「ああ〜いい〜いい〜もう、もっといれて〜!」
めしべの声はハスキーに、秀雄の心に届く。
「おお〜もっと奥まで〜いれちゃうぞ〜!」
「うん、もっと〜もっと〜いれてよ〜!」
めしべの声が悶え始めるのは、こんなときです。

     

「ぁああ〜もう、わたし、だめ、だめ、だめです〜!いく、いくいくう〜!」
秀雄の腰の上で、膣に深くにまでペニスを咥え込んだまま、絶頂を極めてしまっためしべ。ペニスを膣に咥えたまま、秀雄の胸に倒れこんだ。
「ぅうう〜ああ〜いい〜いい〜ああ〜よかった〜まだ〜まだ感じる〜」

めしべと秀雄のセックスが、ノーマルな範囲でおこなわれていたころはまだ可愛い交情でしかなかった。
男と女がセックスをする関係になると、マンネリ化が起こる。昨日と今日が同じでは、その分感度が低くなる。そのつど新鮮な方法をあみださないといけないのです。
男と女の出会いと別れ、この大きな流れの別れの原因に、セックスのマンネリがあるのです。

めしべは秀雄の上に乗ってセックスを交わしだし、そのうち道具を使い出し、そのうえ縄を持ち出して、括って責めてアクメを迎えさせるようになっていく。だけど世の中、道具を使うと変態領域だという。

「ねえ、秀雄くん、わたし、いい気持になるんだけれど、ちょっと物足りない時があるの〜」
めしべが秀雄にこう言い出したのは春の宵の公園で、お互いに抱き合って服の上から局部を弄りあっていたときだった。
「こうして暗い公園で、弄りっこしていてね〜そうしてわたしの部屋で裸になって、セックスするわけなんだけど〜!」
めしべは、秀雄のペニスを握ったまま、ぼそぼそと言い出した。
「そうだよ〜男と女って関係、それが大事だと思ってるよ〜!」
秀雄は、めしべの髪の毛を撫ぜ、陰唇を弄りながら、答える。

     

「わたしたちって、どういう関係なの〜わたし、わかんなくなってきたわ〜」
「どんな関係って〜!愛し合ってる関係じゃないか〜」
「そうかしら、愛し合ってるって、どんなこと?秀雄くん、わたしの身体が目当てでしょ、そんなのいや、いや〜いやああ〜!」
めしべは感情派の女の子。駄々捏ねて、それでどうしょうというのでもないけれど、欲求の気持に不満が溜まってきているのです。


最近「何で自分は女なんだろう」とよく考えます
男の子に生まれたかったな
今はもう「女を楽しもう」と考えたりはしていますが
やはり男には生まれたかったなあと考えます
私みたいな人間は珍しいのかもしれないですが
「男性に生まれて男性を愛したい」と思うわけです

うーん・・・女性が男性を愛すことも勿論素敵なのだけれど
きっと私は疑問を沢山抱くと思う とか言ってみる(ぇ
自分が男だったらもっとこんなことが出来たのにとか凄く考える

はあ、嫌だなあ こんな自分も今の身体も性格も全部


女として女と仲良くするのと 男として女と仲良くするのは違う
男として男と仲良くするのと 女として男と仲良くするのは違う
うーん・・・複雑

こういう同じ疑問を抱いている人とかいないんですかね
うーん うーん・・・

     

男の子になりたいのに 女の子の今の自分がもう出来上がっちゃってるから無理 今からでも遅くない!とか思えないし そこまでして欲しい身体でもない そして既に私の感情が女の子であるから 変えることが出来ない どうして男の子に生んでくれなかったの?なんて言えるわけもなく

だって 生んでくれたことに感謝しなきゃ それすらを否定してしまったら 私が今存在している意味がなくなってしまう

こういう疑問を抱きながら生きてゆくのも悪くは無いのかな
けど きっと理解してくれる人が現れてくれるはず

そういう人と お付き合いしたいな けれど そういう人と付き合うからこそ 今の自分の身体を知られたくない 女の子の身体だから そして其れを受け止めてしまっているから うーん なんか嫌だなあ こういうの

体育の授業の前の着替える時間 女子はみんなごそごそと着替える 男子はがばがばと着替える 私だってばばっと脱いで、着てってやりたい けど 駄目だから 女の子だから 恥じらいを知りなさいという他人の目 常識 そういうものが常識になっているから 「隠しなさい」 それが女子には当たり前 そして 何より自分自身が恥じらいでいる 矛盾してる

つまり がばがばと着替えたいんだけれど どこかやはり女の子の感情?が残っているわけで 駄目だ まとまらない

うーん どうしてこんな身体で生まれちゃったのかなあ 男の子のほうが絶対に楽しいのに 女の子なんて損してばっかりだ って思うのは 私が女の子だから?

    

わたし、いってもいいですか?
いつも淋しい思いをしてるから
せめておからだ慰めたい

女の子が男のヒトを好きになる
いいことでしょ!
こころが豊かになるんだっていいますから
だから、わたし、男のヒトを好きになる
だけど男のヒトっていつもわたしを求める

でもいいんです
わたしはいいんです
からだがあってこころがあって
からだもこころも慰めて
オナニーのこと自慰っていうけど
ひとりだから慰め

ふたりでするときは慰めじゃないですよね

     

もうこんなしてるときって、わたしの気持ちわかりますか?
男のひとしかもってないおちんちん。
そのおちんちんを舐めてるときって、わたし、もうね〜、とってもいい気持ち!
味は、そうね、ちょっとすっぱい感じだけど、先っちょって柔らかいでしょ!
マシュマロ食べてるような感じなんですよ。

わたしっていけない子ですね。
秘密を秘密のままにしておいたらいいのに、こうして写真にとってもらったのを見せてるんだから、叱られますね、きっと!
でも、許してね、この美味しいな〜って思う気持ちを分かちたい。
その思いを知ってもらいたい。
そんな感じです。

-終-

     



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