むくむく物語
 2005.7.1〜2005.8.30

<唯と亮の物語>

     

-1-

世の中には不条理というものが沢山ある。理屈にならないこと、こちらを立てればあちらが立たないこと、それから線引きされて見ていいことと見たらいけないこと。生きることは混沌だ!とも思う。

男と女がいた。この男と女のいる場所に、この不条理が絡みつく。男の名前は亮(りょう)といった。女の名前は唯(ゆい)といった。亮は唯を愛している。唯も亮を愛している。この、愛している、という感じは、漠然とした気持ちだったが、お互いに「愛してる!」と思い、言い合うことで、愛していた。

     

唯はピンクのチェック柄のパンティを穿いていた。唯の身体は皮膚に囲まれていて、股間の皮膚を包む布切れがパンティといった。唯は亮と一緒にいるとき、それも二人だけでいるとき、この股間を包んでいるパンティを脱ぎたい気分になった。
股間は唯にとって、皮膚のなかでも大切な部分だった。

亮は唯と一緒にいるとき、唯の股間を包んでいるパンティを脱がせ、股間を見て、触れたい気分になった。亮の股間には肉の棒があった。唯の股間を見て、触れると、この肉の棒が大きくなってくるのだった。

唯は、亮に見られ、触れられると身体の芯がウズウズしてくる気分に見舞われる。亮も、唯の股間を見て、触っていくと、身体の芯がムクムクしてくる気分に見舞われる。
亮の股間の肉棒が、唯に見られて触られて、唯の股間の割目が、亮に見られて触られて、そうして肉棒が割目に納められたとき、唯と亮は愛を感じる。

亮は男、唯は女。世の中には不条理が多いけれど、亮と唯は、一緒にいるとき、この世に不条理があることを忘れている。そうして気持ちの赴くままに、亮と唯は皮膚と皮膚をすりあわせ、一体になろうとする。


-2-

世の中の風潮で、男と女の性交のことを、おおっぴらに喋ることはタブーとされている。なぜ喋ってはいけないのか、というと性交は子孫繁栄のための大切な行為だから、みだりに遊びに使ってはいけない、なんてことがあるのでしょうか。
世に道徳という律があって、この道徳が性交の領域を封印している。まあ、風紀を乱す、このように思われているのです。

亮と唯は、タブーだとか風紀だとか、そんな風潮はいっこうにお構いなしで、性交をする。ああ、ここで「性交」ってどういうことかを書いておかないといけないですね。「性交」とは、男と女が交わることです。どのように交わるかといえば、♂ちんちんを♀膣に挿入することのことを云う。
この世には男と女という性があり、この男のちんちんと女の膣が合体することなんですね。
この性交は、生命体が子孫を残すための特異な事柄なんです。日常生活のなかに組み込まれた、行為ではあるのですが、性交の時間は特異な時間。身体と心が特異な状況に置かれる時間なんです。

     

さて、話は、亮と唯の具体的な話に戻ります。亮と唯は、物心つく年齢になって、それぞれに異性に興味をもつようになった。10歳前後から、なんとなくふんわりと亮は女の子に興味をもつようになり、唯は男の子に興味をもつようになった。
亮の身体の変化は、からだのなかで精子が作られるようになり、唯の身体の変化は、からだのなかで排卵が起こるようになった。
こうなると、男は女を想いだし、女は男を想いだす。
性交することってのは、知って覚えることなんですね。いつの間にか知って覚えてしまって、あるとき男と女が出合って、特別な時間にいたる。このとき性交が行われる。

そういうことでいえば、亮と唯は、あるところで出合って、仲良しになり、身体を触れあい、性交が行われた。この物語は、この性交の様子を書き記していくことになります。
世の道徳で、タブーとされておおっぴらに喋ってはいけないことを、書き記していくのです。


-3-

亮は、唯が穿いているピンクチェック柄のパンティを脱がしにかかった。立ったままの唯、もうブラジャーは外されて、ぽってりとした乳房が盛り上がっている。細くくびれた腰まわり、そこから膨らむ丸いお尻がパンティで隠されている。亮は唯の前にかがみこみ、パンティを尻の方からずらして太腿のつけ根で留めた。唯の恥丘には陰毛がある。唯の陰毛を見て、亮は情欲におそわれる。亮が唯の顔を見上げた。唯も亮の頭を見ていた。亮と唯の目が合った。亮はドキッとした。唯は、亮の手でパンティをずり下ろされて、目が合って、陰毛の奥にズキッとした刺激が起こった。

「ああ〜ん、亮ちゃん、こんなの恥ずかしい〜!」
「だれも見ちゃいないよ、唯のこと、だからいいじゃん!」
「ダメよ、亮ちゃん、見てる〜う、ああ〜ん、だから〜!」
唯は、恥ずかしそうに顔を赤らめてしまう。亮が立って、唯にキッスした。そうして乳房を手の平で掴んで、揺すりはじめた。
唯は、亮の股間に手を伸ばして、ちんぽをまさぐった。かなり大きく勃起した亮のちんぽを5本の指でギュッと握り、根元へずらした。亮のちんぽの皮が剥け、亀頭が握った手の上に首をだした。

     

唯が亮のちんぽを咥えるのだ。亮の前にしゃがみ込み、皮の剥かれた亀頭の先へ、唇細めてキッスする。そうして舌を少し出し、亀頭を雁首から舐めあげる。5本の指で握った筒を上下に動かし、摩擦する。ぺろぺろ舐めて、睾丸舐めて、そうして亀頭を口に咥えた。唯は顔ごと前後に振って、亮のちんぽをぺろぺろ舐める。唯は、ちんぽを舐めるのが好きだ。
亮はちんぽを舐められて、勃起してくるのがわかる。5本の指で包まれ握られ上下にしごかれ、そうして亀頭を舌で舐められると、ピリピリと快感が注入されてくる。

亮の指が唯の股間をまさぐり、大陰唇をつまみ、指先で擦り合わせていく。こうすると唯は気持ちよくなって、甘い鳴き声を洩らしはじめる。陰唇のそとから撫ぜて、内側を擦らせるテクニックは、唯をその気にさせていく。唯のその気の盛り上がりかたは、亮のちんぽを舐める舐め方に現れてくる。気持ちよくなってくると、唯のちんぽを吸いあげる強さが増してくる。

「ううあ〜入れて〜指入れて〜ああ〜ん」
唯は陰唇の外側から揉まれて我慢ができず、直に指で刺激がほしくなるのだ。亮の指が、陰唇を割って、膣口をまさぐりだす。唯の膣口は、もうべっとりと濡れそぼっていた。淫水が、膣の襞から滲み出て、ねばっこい感触が亮の指に伝わる。

男と女が一緒にいて、やることといえば、お互いのからだを撫ぜあい、舐めあい、咬みあって、そうしてちんぽを膣に挿入し、射精が終わるまで、抱き合い絡み合うのだ。


-4-

69と書いてムックと読む。このムックスタイルで、唯と亮は床のマットに寝そべっていた。唯は、亮のペニスを咥えてむしゃぶる。亮は、唯のヴァギナへ舌を入れてぺろぺろ舐める。
唯と亮は、お互いに持っていないモノをしゃぶりあいするのだ。男と女の快感は、一緒にいて、持っていないモノをしゃぶりあうことから、始まっていくのだ。

     

大きく勃起した亮のペニスは、唯の唇と舌、それに咥内で舐められあげていく。唯のヴァギナは、陰唇とクリトリスと膣、亮の唇と舌で、舐められ、吸われて、ジュクジュクにさせられる。

ムックスタイルでは身体を横たえていた亮と唯。亮は唯を腹の上に乗らせる。亮は、両手で唯の乳房を包み込み、ヴァギナを顔に押し当てさせて、舌を膣の中へと入れていく。唯はといえば、両手でペニスを包み込み、亀頭を剥きだして舐め上げる。ペニスの皮を握って手を上下にしごく。そうしてぎゅ〜っと握り締めるていく。亀頭の先から透明の液を滲みださせて、その液を唯は舐める。

亮は床に上向いて、唯を腹に乗せながら、ペニスを舐めさせ咥えさせているとき、亮は唯の膣へ指を二本挿入しだす。舌では奥まで入れられなくて、入り口近くの襞までしか届かないから、指に換えるのだ。左手で乳房を揉みながら、右手の指を二本、人差し指と中指を、膣の中へと差し込んでやるのだ。

「ぅあああ〜ぅあああ〜ああ〜いい〜!」
唯がおもわづ声を上げだした。膣の中を指で抉られる快感は、舌で入り口を舐められる快感とは比較にならない。膣内で敏感に感じる処は奥の方、それに陰毛裏のザラザラしたスポット。

「ああ〜いい〜亮ちゃん〜いいわ〜ああ〜!」
唯の息使いが、鼻にかかってきて、すぅ〜はぁ〜すぅ〜はぁ〜との音色に変わる。唯が感じ出した証拠を、この鼻息の音で亮は掴むのだった。

     

「ああ〜いい〜入れたい〜入れて〜ああ〜いい〜!」
唯は、亮の腹の上で、向きを変える。ムックスタイルから騎乗位スタイルになる。亮の顔の方へ向き直り、亮の腰へ跨って、亮の大きなペニスを握り締め、唯の膣へと差し込んでいく。大胆な唯である。入り口を探し当て、亀頭部分を挿入し、握った手を離してそのままズボっと奥まで挿し込んだ。

「あああ〜あ〜いい〜入ったわ〜ああ〜おおきい〜!」
唯の上半身が亮の胸元に被さって、抱きついてきた。唯の膣にはペニスが刺さったままである。
「ああ〜いい〜いいわ〜ああ〜入ってる、ああ〜いい〜!」
亮はおもわづ腰を左右に揺すってやる。勃起したペニスで、唯の膣の内壁を擦るのだ。そうすると、唯の膣襞から、べちゃべちゃと淫水が溢れだすのだ。


-5-

唯のオーガズムの迎え方というのは、もう我慢しきった末に、一気に爆発する!ってゆうような感じです。唯の感じ方には波がある。海の潮が、大波小波があり、満潮干潮があるように、唯のからだも海のようなのです。

唯の身体は動物、牝です、人間世界では女といってます。
人間は、特別な動物だと思っているから、いけないんです。
人間の身体は、動物です。動物だから、快感、快楽を本能的に求めます。この本能的ってのが、人間社会では、いけないんですね。
理知的だとか、理性的だとか、いかに動物であることを隠すか。これが美徳というものだ、っていうんです。
でも、そこで満足しないのが、人間です。

この身体的動物であることを、表に出してあげる。
唯と亮は、本能的にそう振舞うだけのことなんです。
この本能は、人のこころを豊かにするんだと、認めてあげよう。

唯と亮は、裸のままで抱き合っていた。今の体位は、騎上位。唯が仰向いた亮の上に跨っている。亮のちんぽを、唯は股間で受け留める。股間には大事な穴がある。膣、この中へ突っ込んであるんです。
男も女も、性器を結合させることを人生の目的にしたらイケマセンが、でもね、人生の目的でもあるんです。
神聖な儀式。セレモニー。子産みのセレモニーです。
動物は全て、子産みのセレモニーをします。
いや、植物だって子産みのセレモニーをします。

     

ただね、人間は、特別に発情しちゃウンです。
男も女も、特別に発情状態にある。
発情常態人間です。

「ぅうう〜ああ〜いいわ〜ああ〜亮ちゃん、もっとしごいていい?!」
「ああ〜唯、もっと、もっとごしごしやって、擦って〜!」
女の膣壁から蜜が滲みでます。男とペニスからも透明粘液が出ます。膣とペニスが潤ってスムーズに動かせるようにです。
女のは、「おつゆ」「おまんこ汁」「秘蜜」「淫水」いろいろと言い方がありますね。
男のは、「先走り」なんて言ったりしてますね。

男と女が結合することで、特別な世界へ誘導される。
いい気持ちになる、エクスタシー。
この特別意識の領域に入ることを、男も女も求める。
一対の男女が合意してこの領域に入ることが原則です。
これを一方的にやっちゃうとダメ、ダメなんです。
そのように心を縛ってあるんです。
文化の力です。

-6-

男と女の関係はセックスを抜きにしては語れない。

唯と亮のセックスは、動物牡と動物牝の絡み合いだ。唯が亮の勃起した性器を舐め、亮も受け入れ態勢整った陰唇と膣口を舐める。性器挿入まえのセレモニーを入念におこなう。唯も亮も、セックス気分に入っていくセレモニーとして、身体を愛撫しあい、性器を舐めあい、そうして結合へと入っていくのだった。

「ああ〜おいしい〜ああ〜亮のおちんちん、おいしい〜!」
「ああ〜もっと根っ子までしゃぶってよ〜ああ〜!」
どちらかといえば女の唯が積極的になっている。
「ああ〜亮、もっと、お股の中へ、ああ〜もっと奥まだ舐めてよ〜!」
亮の舌が膣の中へ挿入されているけれど、所詮入り口を舐めまわすだけ。唯の膣の奥は、このままでは満足しない。亮は指で膣内を撫ぜ回してやる。指1本でかき回し、指2本でかき回し、そうしてユニ3本を入れてやる。

     

唯の膣が亮の手指で拡げられて掻きまわされる。こうされることで唯は、快感を感じていくのだ。
男に膣を弄られる唯。自分で弄ってみても、男にやってもらうほどには感じない。やっぱり男の手でないと、満足は得られない。
これは男にとっても同じこと。自分でオナニーやって射精する。だけど女に咥えられてしごかれて射精のときほどの快感は得られない。
男と女がいっしょにいて、お互いを撫ぜ、舐め、結合することで、いい気持ちになっていく。

生殖ということ。女が牝となって子を孕む。このきっかけは男が役割。男の精子を受け入れた女が、ここから生殖させるのだ。
でもな〜人間は、この生殖行為を快楽行為に変化させてきた。だから生殖行為だと云うのに、生殖を排除しようとする。

快楽の現場は、秘密の場所になる。秘密の場所を明るみに出す。
唯と亮のむくむく物語は、この場所での一部始終を明るみに出すことなのです。


-7-

唯と亮は、女と男。それも若いから、身体自身が蠢くんです。女には卵巣の機能が成熟し、男には精子製造が充実します。この動物的な機能をコントロールすることが出来ないですから、女も男も妄想を描くんです。夢を見て射精するなんてことがあり、無意識に性器を撫ぜる少女があります。ヒトの関心ことは、この性衝動です。これは、止められない、正常なことです。

唯は、亮にからだをなぶってもらうことが快感だと思うようになる。亮は、唯にからだの一部を舐めてもらうことが快感だと思うようになる。唯も亮も、いつも発情しているわけではない。発情してセックスする時間ってのは、限られた時間です。
その時間を、共有することで、愛を感じ、愛おしさを感じるんです。たんに身体だけの関係なんて、ありえないはず。ところが、これを切り離してしまって、そこに経済を持ち込もうなんてこと考えるから、いけないんです。

     

セックスは神聖なるものです。ベッドに仰向いた唯は、亮に衣服を脱がせてもらう。上着がとられ、下着姿にされる。そうしてブラとパンティが脱がされて、愛の行為を受け入れる。
「唯、いいか、唯のお乳は大きいね〜」
亮はまるで赤ん坊のようになって、唯の乳首を吸う。唯は本能なのだ、亮に乳首を吸われると、亮が愛おしくなる。亮の頭を抱いてしまう。
「あ、ああ〜亮、いいわ〜ああ〜もっと、吸って〜ああ〜いい〜」
唯の乳房が硬くなっていく。女の本能が目覚めてくるのだ。亮のペニスを握ってやる。大きくて硬くなった亮のペニス。次には亮の勃起したペニスをフェラチオしていく唯がいる。
「ああ〜ちんぽ、舐めてる〜ああ〜美味しい〜わ〜」
亮の顔を見て、唯は呟く。<ああ〜美味しい!>


-8-

唯は亮のペニスを舐めているのが好きだ。食べても食べても無くならない。亀頭の柔らかさ、鞘の適度な硬さ。亮のからだの一部を舐め尽してあげる。そうすることで、唯自身が満足するかといえば、これはまだ入り口にすぎない。女は、からだを弄られて感じていくものだ。

唯のからだが、亮によって触られるといっても限度がある。からだの表面、皮膚、肌の表面にすぎない。口のなかも膣のなかも、皮膚の表面にすぎない。だけどもこの表面を刺激されることで、からだの中が火照ってくる。特に股間に置かれた大事な秘密のところ。生殖の根本の入り口。

     

人間が動物であることの証は、生殖行為。男と女が一緒になって行う行為です。この重要なことの磁場が、封印される。ここに開放されなければいけない磁場がある。行為を描写する文章とイメージだ。封印されたイメージが、かなり開放されてきた昨今だけど、ダレもが見れるわけではない。

唯のからだを亮が弄り、亮のからだを唯がなぶる。弄りあいすることで悦びが起こる。それにしても世の中、喜悦の領域を遊ぶ様々な道具がありますね。
「亮ちゃん、お願い、バイブを買ってよ、それで試してよ〜!」
唯は、亮におねだりする。いつも亮のペニスでいかせてもらうのだけど、それだけじゃ〜物足らなくなった唯。インターネットのおかげで、ダレでもが、大人の玩具といわれるモノを見ることができるようになった。

亮がバイブを手に持って、唯を悦ばせる。亮もバイブがあることで、唯を徹底的に昇らせてやることが出来るのだ。男の持続力と女の昇りかたの曲線が同じに昇ればいいんだが、なかなかそうとばかりはいかなくて、男が先にいくことがけっこうあるんじゃないですか。女の奥は深い。どんどんと深みを感じるようになる。混沌エクスタシーの深みまで、女を導く道具です。


-9-

亮は、唯のお好みスタイルで、可愛がってあげようと思っている。唯のお好みスタイルは、紐でからだが身動きできないようにされてアクメを迎えさせてもらうことだった。
亮も、唯の希望には同意できる。俗に云うSとMであった。唯を肱掛椅子に座らせて、六尺晒しのふんどしで、肩にタスキをかけてやるのだ。このタスキ掛けに膝を一緒に括ってやるのだ。首からまわした晒しの帯を、膝の内側から外側へ通して引き絞ってやる。

太腿を拡げて膝が肩にすれるまでに絞られて、唯は前屈みで膝を拡げた格好になる。このスタイルを、唯は喜ぶのだった。亮は、唯の格好をみて情欲する。拡げられた股間。もう隠すことができない股間。背中でクロスした晒しの帯を掴んで、唯の身体を弄ぶ。後ろへ引くと足首が左右に開いて宙を舞う。そのまま寝かせてしまうと、股間が真上を向いている。

     

「どう、唯、これで満足だよね、あっ、もう濡らしてる!」
「ぅうう〜ああ〜いい〜いいわ〜ああ〜ん」
唯をこの開脚引き上げスタイルにしたまま、亮は唯の身体を弄ってやるのだ。盛り上がった乳房、拡げられた臀部、無防備な股間。亮は手の平で、乳房を包んでやる。人差し指と中指の間に乳首を挟んでやって、そうして乳房を揺すってやる。プリンプリンの乳房が、今夜の最初の性感帯なのだ。唯は、一箇所だけでは不満足。いくつかの性感帯を同時に責めて欲しいのだ。

肱掛椅子に座った唯は、亮が立ち姿になると、亮の腰が唯の顔の高さになった。亮は、唯にペニスをしゃぶらせながら、唯の性感帯を弄ってやるのだ。
膝を拡げて座った唯の頬をペニスでぺたぺたと叩いてやる。ペニスを口に含めろとの合図だ。唯は、待ってましたとばかりに、亮のペニスを口に含んだ。唯の乳首と陰唇を同時につまみ上げる亮。

「ぅふ〜ん、ふう〜ん、ぁああ〜ん、おいしい〜!」
唯は亮のペニスをべとべとに濡らして舐めまくるのだった。亮は、唯の膣の中に指を挿入してやる。
「唯、いい気持ちやろ、ここ、もっと奥へ入れるね」
亮は、二本の指を立てて根元まで挿入してやる。一番奥にある硬い丘、唯の子宮口をまさぐってやるのだ。
「ぅうう〜いい〜ああ〜いいわ〜あ〜!」
唯の悶えが、ここから始まっていくのだった。


     

-10-

大野亮は、森田唯とセックスをする関係に至って3ヶ月が経った。最近は一緒に住もうと考えだした。亮は23歳、大学卒業して2年目のフリーターだった。唯は今年大学2年生の20歳。亮の同棲を考える立場とは違って学生身分だから、同棲はできないと考えていた。親の仕送りを受けている身分で、亮と一緒に住みことなんてできない。
でもしかし、亮と唯は愛し合っている。そこで唯が亮のワンルームで泊まったり、亮が唯のワンルームへ泊まったりの日々を繰り返していた。

亮は、唯とセックスすることを楽しみにしている。唯も同じだが、結婚しないままに妊娠したらどうしょう、との心配もあった。男と女が身体を結合させることは、生殖行為だから、普通は子供を作ることを前提に結合がある、と考える。ということは子供が出来ることを前提としない結合は、いったい何なのだろうと思ってしまう。

セックスは楽しい、嬉しい、楽しみだ。だけどどうしよう、と後ろめたさがつきまとう。愛があればいいじゃないか、との話もあるけれど、唯は、どうもそれだけでは割り切れない気持ちがあった。今夜は、亮が来る日だ。もう夕方だからまもなく訪問してくるだろう。一緒に食事をして、雑談して、そうして目的のセックス場面へ入るのだ。大体終わるのが夜中の2時か3時だ。なんかもうマンネリ気味だ〜とも思う。

     

亮に処女を明け渡して3ヶ月だった。大体二日に一度の割で会っているから約45回。一回会うと3回はセックスするから、135回もやったことになる。唯が亮のペニスを舐め、亮が唯の股間を舐める。お乳を愛撫されるのも慣れた、ペニスを入れてくるタイミングも、もう大体いっしょだ。何か新しいことないかな〜と唯は思い始めていた。そういうことで云えば、亮も同じようなことを考えていた。何か変わった方法で、唯をイカセられないかな〜と思うのだった。

お道具というのがある。バイブやローターの類である。縄やラバーという道具もある。知識としては、知っている。ビデオを見たり、インターネット通販で手に入れることもできる。そう思いながらも、手元にはそういったお道具は何もなかった。

亮がバイトを終えて唯のワンルームへやってきた。ピンポン、到着したのだ。唯は扉を開け、亮を導きいれて鍵をかける。そうして明日の朝まで、唯は、亮と一緒に身体を共にするのだ。
「亮、ご飯食べる、出来てるわよ、それともシャワーにする?」
唯が亮にきいていく。まるで新婚夫婦のような振る舞いになる唯だった。


     

-11-

唯の部屋は女の子らしいピンク系が基調色だった。持ち物も女の子、衣服も女の子。男、女と分けるわけ方は、生活している世の中が男用、女用と分けてる区分にしたがっている、というわけだ。男の亮は、女の部屋へ来て、女の持ち物のなかで、セックスをやっていく。

ご飯が終わって一服して、それから唯は亮に抱かれていく。その抱かれるタイミングというのがある。小さなお流しで食べ終わったお茶碗やお皿を洗っている終わりがけに、亮がうしろからやってきて、唯にイタズラをするのです。

唯がスカート穿きのときは、スカートを捲ってやる。ジーパンのときは、ジッパーを降ろして、お尻を剥きだしたりして、イタズラしてやる。そんなとき、唯は、お流しで水を使っているから、手が自由にならない。つまり、亮のやりたい放題にいたずらができる。唯はいたずらされる。このいたずら気分が、けっこうその場に入るきっかけとなる。

唯は小さなキッチンの前に立ったまま、亮のてによって、お尻が剥きだしにされてしまう。
「ああ〜ん、ダメよ、亮、ちょっと待ってよ、ダメったら〜」
唯がそのように云ってみても、亮はもうその気になっているから、止めることができない。
「だって〜唯、やろうよ〜好きなんだろ、もうやっちゃお〜!」
「ふうう〜ん、ダメったら、まだ、まだダメ〜」
亮は、唯のダメを無理足りにこじ開けていく。唯も、ダメとはいいながら、いつでもOKなのだ。

     

立ったままの唯を後ろから抱きかかえるようにして、お乳を触ってやる亮。
「ダメったら〜だめ〜ええ〜ああ〜亮、しょがないね〜ああ〜」
「もう待てないよ、オレのチンポくわえてくれよ〜!」
「あ〜あ、ぼうや〜もう待てないの、だめね〜!」
唯は、亮のペニスを剥きだして握ってやる。亮のペニスは、もう大きく勃起して硬くなっている。しゃがみ込んで、そのペニスの先っちょ、亀頭を口に含んでやる。ペニスがピクピクと動くのがわかる。

<ああ〜亮のペニス、ああ〜また咥えちゃう〜ああ〜いい〜>
唯は、もう飽きたようにも思える最初の出だしを、今日は違う方法でペニスを苛めてみたいと思った。

唯が手に持ったのは輪ゴムの束。その輪ゴムの束を、亮のペニスの根っ子に括りつけたのだ。
「ぁああ〜唯、締まる〜う、アア〜ああ」
亮のペニスの血管が筋立ってきた。グイッと根元へ皮を押し下げてやり、亀頭を剥きだし、雁首の裏まで剥きだしてやり、口に含んで舐めていった。
「亮ちゃん、どお〜こんなの、剥き剥きになっちゃったよ!」
唯は、面白そうに、はしゃぐように云うのだった。

「こうして剥いたまま、舐めたげる、いいでしょ〜!」
「ぁあ〜唯、いい、ぐうっと締まる感じだよ、いい!」
唯のサドっ気、亮のなかのマドっ気が交じり合って、二人がじゃれあうのだった。

男はいつも素面だ。前後の脈絡がつかめなくなって、感覚のなかに没頭していくのが女。唯は、こうして亮のペニスにいたずらしても、亮に身体を触られだすと、息使いが荒くなってきだすのだった。


     

-12-

唯の仕草は可愛い!と亮は思う。亮の身体は優しい!と唯は思う。二人は恋人同士だ。結婚なんてしちゃいないけれど、唯はこれでいいと思っている。セックスすれば、子供が宿ることもある。その時はそのときである。結婚すりゃ〜いいんだ。

亮のペニスに填められた輪ゴムで、亮のペニスはビンビンに大きく硬くなっていた。唯は、亮の腰の上に跨りだした。自分の膣へ、そのビンビンペニスを咥えようというのだ。唯は、亮のペニスを真直ぐに立ててやり、膣の入り口を亀頭で弄った。亀頭が膣の入り口に入ったのを感じて、一気にぐさぐさと埋め込んでいくのだった。

亮の腰の上へ馬乗りになった唯。もう亮のペニスを根元まで咥えこんで、腰をぐるぐるとローリングさせ始めるのだった。
「ぅあ、いい〜入ってる、奥まで、ぁああ〜いいい〜!」
唯は、亮の硬いペニスを膣内で締めていく。
「ぁあ〜唯、よく締まってくる、ぅあ〜すぐ出そうや〜!」
「いいよ〜一発だしなさいよ〜ぁあ〜いいよ〜!」
唯は、そういいながら、ハア、ハアと息遣いが荒くなっていくのだ。

     

「亮ちゃん、好きよ!ぁああ〜好き、好き、もっと〜!」
「唯、オレも唯が好きだよ〜ぁああ〜出る〜!」
亮は、射精寸前になって、唯の膣からペニスを抜いた。ピクン、ピクンとペニスが動く。亀頭の先から、ちょっとだけタマが出てしまったけれど、射精は止められた。まだ唯のエクスタシーは半分しか昇っていないのだ。射精するときには、唯にもオーガズムの頂上を極めさせたい。一緒にいきたい。亮はそう思うのだ。
亮は、射精を押さえて落ち着くまで、唯の膣を指で刺激し、快感を持続させておいて、感じさせていくのだ。

膣を弄っていた指を抜いて、再び唯を腰に跨らせた。唯は、ペニスを膣に咥えこんで、身体を亮の胸元へと曲げてきた。亮は、唯の背中へ腕を回して抱いてやる。抱き合ったまま、亮は膝を立ててペニスを挿入してやる。唯は、お尻を上げ、下げして、亮のペニスを抜き差しし、膣襞へ擦りこむのだった。

「ぁああ〜いい〜大きい〜おおきいわ〜いいわ〜!」
「ああ〜唯、締まる締まる、よく締まるよ〜!」
「ぅうう〜ぁああ〜いい〜いいい〜うう〜いいわ〜ああ〜!」
唯の身体の快感度合いが、亮にはわかる。ペニスと膣を密着しておくと、伝わってくるのだ。唯の身体の快感が、何処まで昇ってきたかが判る。

「さあ〜唯、いけ〜いけ〜出る、出る、出すぞ〜!」
「あっああああ〜あっああ〜ふう〜ふう〜うう〜いいい〜いい〜いくうう〜!」
亮の射精が始まった。ぴゅんぴゅんと精子がペニスから飛び出して、唯の膣壁を刺激した。唯は、ペニスの刺激と射精の刺激で、一気にアクメへ達してしまったのだ。二人一緒に天国へ昇ったような気持ちになったのである。


     

終わり


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